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女医も実践している、体の温めポイント

石原新菜

石原新菜

1980年生まれ。内科医・イシハラクリニック副院長。医学生の頃から世界の自然療法を学び、現クリニックで漢方薬処方を中心とした診療を行う。『「冷え」をとれば9割治る!』(海竜社)など著書多数

「冷えは万病のもと」といわれている通り、体の不調は冷えから始まっているといっても過言ではありません。そこで自分でできる冷え対策。あの手この手で解決!

 

 

体が冷えると基礎代謝や
免疫力が低下する!

「以前の平熱は36.5~37.2℃といわれていましたが、現在は約1℃下がり、35.6~36.2℃。平熱の概念が変化しています」(石原新菜先生)

 

 

どうして日本人はそんなに体が冷えてしまったのでしょうか?

 

 

「冷えにもさまざまなタイプがあります。例えば女性に多いのが、末端冷えや下半身冷え。特に更年期世代は今まで子宮を巡っていた血液が、閉経で上半身に上がってくるため、頭部はのぼせ、下半身が冷える状態になりがち。これを漢方的には「昇症(しょうしょう)と呼び、運動不足でも起こります。よく下半身を動かしてる人は、更年期でもホットフラッシュなどの症状が起こりにくいという報告があります。
また、食べすぎも血液が消化管に集中して、熱を生成する機関である筋肉や心臓を巡る血液が減り、冷えの原因に。内臓冷えは、季節を問わず一年中冷たいものや体を冷やす食物が食べられることも一因でしょう。
平熱が1℃下がると、基礎代謝が約12%、免疫力が約30%落ちます。よって同じものを食べても太りやすくなり、病気にかかりやすくなるのです」

 

 

 

 

次のページで、石原先生が実践している体を温める3つの方法を伝授します!

石原先生も実践している
体を温めるポイント。

石原先生自身も以前は平熱が36℃以下でした。
でも、3つのポイントを実践したら、36.9℃までアップ!

 

 

Point 1

体を温める食事

漢方でいう陽性食品を
積極的に摂取する。

「漢方では陰性食品(=体を冷やす)と陽性食品(=体を温める)という考え方があります。陽性食品に該当するのが下記のもの。具体的には、りんご、にんじん、しょうが、ごぼう、黒砂糖、そば、漬け物、チーズ、卵、赤身の肉や魚、紅茶、黒豆などです」

 

体を温める食品

●色が濃いもの(赤、黒、橙色)。
●塩気が強いもの。
●水分が少ない硬めのもの。
●寒い土地が原産地のもの。
●冬が旬のもの。

 

 

 

Point 2

腹部を冷やさない

隠れ冷え症は
お腹が冷えている。

「冷えの自覚がなくても、お腹を触って冷たい場合には隠れ冷え症(=内臓冷え)です。腹部には大切な臓器があるので、それらを温めるためには腹巻きがおすすめ! 私は一年中、腹巻きを欠かしません。温かい血液が全身を巡るので、さまざまな病気予防にも」

薄手で軽いつけ心地の腹巻き。[左から]シルク混(シルク75%)。¥1,300・紀州備長炭繊維使用。¥1,300・シルク98%。¥2,300/美光

 

 

 

Point 3

筋肉を動かす!

筋肉を動かして
体を中から温める。

「脂肪には体を冷やす作用があり、筋肉は熱を生む働きがあります。実に、体温の約40%は筋肉で産生されます。ですから、運動をして筋肉を動かすことがとても大事。筋肉を収縮&弛緩することで、筋肉内の毛細血管の流れが促され、体温がアップします」

 

 

 

 

次回は、体の中と外からしっかり温めてくれる「体温をあげる食材」をご紹介します。

 

 

撮影/三木麻奈 スタイリスト/西崎玲奈 イラスト/かくたりかこ 取材・原文/山村浩子

 

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