HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/diet/257028/

満腹感を得やすい食事時間は「20分以上、30分以内」。その理由は?/やせる食べグセ45|食べ方編②

スマホやテレビを見ながらダラダラ食事をしたり、忙しいからと慌てて食べたりしていませんか? 食事をとる時間や盛り付ける器によって満腹感は得やすくなります。その方法と理由とは?

 

今までご紹介してきた「食べグセ」の法則は、下のリンクから飛ぶことができます。

<特集>やせる食べグセ45の法則!

●やせ食材編トップ

●食べ方編
法則14〜15

 

お話を伺ったのは

工藤孝文さん 内科医

工藤孝文さん
Takafumi Kudo

福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数

 

ぽっこりお腹が引っ込む!
やせる食べグセ45の法則!

 

食べ方

 

16 食事は20分以上、30分以内ですませる

食べはじめてから脳の満腹中枢が刺激されるまでには20分ほどかかり、早食いするとそれまでに食べすぎてしまいます。

 

「ですから早食いは禁物。ひと口を30回嚙むのを目標に、よく嚙んでゆっくり食べましょう。ただし、食べはじめて30分以上たつと今度は消化が進んで、“まだ食べられる”と脳に信号が送られるので、20分以上30分以下で食べきるのが理想的」

食事は20分以上、30分以内ですませる

 

 

17 食器を小さくして、視覚で脳をだます

同じ量のご飯を大きい茶碗に盛ると、少なく見えるので、満足感が得られずつい食べすぎてしまいます。

 

「でも、小さい茶碗に盛ると量が多く見えて満足感が高まり、食べすぎを防げます。飲み物も、同じ量でも太くて低いグラスより細長いグラスのほうが、多く入っているように見え、飲みすぎません」

食器を小さくして、視覚で脳をだます

同じ量でも、太くて低いグラスより細長いグラスのほうが、茶碗は大きいものより小さいもののほうが、量が多く見える!

 

18 ベジファーストより、ミートファースト

食物繊維が多い野菜から食べる“ベジファースト”は太りにくいといわれていますが、さらによいのは肉から食べる“ミートファースト”。

 

「肉を最初に食べると血糖値が上がりにくいだけでなく、満腹中枢に働くインクレチンというホルモンが分泌されて満腹感を得やすく、食べすぎが防げるのです。魚でも同じ効果が得られるので、肉や魚→野菜→ご飯やパンの順で食べましょう」

 

 

次回は、やせる食べグセ45の法則!【食べ方編】19〜21をご紹介します。

 

 

イラスト/本田佳世 構成・原文/和田美穂

 

 

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

「集英社 能登半島地震災害支援募金」のお知らせ

「集英社 能登半島地震災害支援募金」のお知らせ

<前の記事

<前の記事
第4回/やせたいなら「食べる量」「作る量」「買う量」をたった1割減らしてみよう/やせる食…

次の記事>

次の記事>
第6回/最もやせやすいと言われる「1975年の和食」の10カ条とは/やせる食べグセ45|…

この連載の最新記事

デブ味覚をリセットする「やせるだし」の作り方/やせる食べグセ45|リセット編②

第15回/デブ味覚をリセットする「やせるだし」の作り方/やせる食べグセ45|リセット編②

ストレス食いを抑える「パントテン酸」が多い食品とは?/やせる食べグセ45|リセット編①

第14回/ストレス食いを抑える「パントテン酸」が多い食品とは?/やせる食べグセ45|リセット編①

お腹が鳴っても食べるまで1時間待つことがダイエット効果に/やせる食べグセ45

第13回/お腹が鳴っても食べるまで1時間待つことがダイエット効果に/やせる食べグセ45

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル