人より少々頑丈に生まれついたために、「自分は健康、自分は丈夫」と思い込んで生きてきた50年。ところが、更年期に突入したとたん、コレステロール値やガンマGTPが急上昇、ホットフラッシュやのぼせ、腰痛にひざの痛みまで…と、まさかの「不調のデパート」状態に！！！
なぜ？ いったいどうして？ 全部更年期の不調なの？ これって治せるの？？
…そんなふうに戸惑っている50代女性は、きっと私だけじゃないはず。
本日、9月2日発売の『MyAge 秋号』、巻頭特集は「”なんとなく不調”をほっとかない！」。まさに、これまで無縁だと思っていたさまざまな不調におそわれがちな40代50代女性のための30ページです！
例えば、突然、何の前触れもなく顔や首、胸元などに大量の汗をかく「ホットフラッシュ」や「多汗」。更年期不調の代表ともいえる症状ですが、実はこの世代に多くみられる「甲状腺ホルモンの異常」でも、同様の症状が表れます。
甲状腺は喉にあるチョウチョの形をした小さな臓器ですが、その影響は全身に及び、甲状腺に異常があると実にさまざまな症状が表れます。なんと、日本人の20人にひとりは甲状腺の病気にかかっているといわれ、特に中高年の女性に多い病気なのです。
「例えば暑がりで汗っかきになったり、逆に冷え性になったり、やる気が出ない、イライラなど、一見、更年期の症状に似ていますし、動悸がするのは心臓病？ 下痢が続くのは過敏性腸症候群？ など、ほかの病気と間違われて発見が遅れ、長年にわたってつらい症状を抱えたままという場合も少なくありません」
というのは、内分泌・甲状腺外科の専門医である、医療法人山中クリニック理事長の山内泰介先生。
イラスト／しおたまこ
ホットフラッシュに限らず、頭痛や肩こり、手指のこわばり、腰や背中の痛み、むくみなども更年期によくある不調ですが、それぞれ、思いがけない病気が隠れている可能性が…。
ひどい肩こりでも、
全身のコリや冷え、便秘を伴う場合は「甲状腺機能低下症」の可能性が。
肩こりに加えて太ももやお尻が痛む…という場合は、50歳以上の女性に多く発症する「リウマチ性多発筋痛症」の可能性があります。
手指のこわばりも、更年期症状の場合は朝起きて30分ほどで解消しますが、
何時間も痛みが続いたり、関節に腫れがある場合は「関節リウマチ」、
第一関節にふくらみや疼痛がある場合は「ヘバーデン結節」の可能性が！
不調の背後に潜んでいる、こうした病気を見逃さないためには、「なんとなく不調」を単なる年齢や疲れのせいだと思い込まないことが肝心。
MyAgeでは、医療機関にかかるうえで役立つ「隠れた病気の可能性チェックリスト」を掲載。「年のせいだから」「ちょっと不調なだけだから」と安易に放置せず、誌面を参考に、ぜひあなたの「なんとなく不調」を見直してみてください！
そのほかにも、MyAge秋号は40代50代女性のキレイと元気に役立つ情報がてんこもり！
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表紙はもちろん、この号も黒田知永子さん。オレンジ色のブラウスに負けない華やかな笑顔が目印です。
MyAge 秋号の詳しい内容と試し読みはこちらでぜひチェックを！
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