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放置すると失明の危険がある「緑内障」ってどんな病気?/目の病気⑧

視野が欠けて見えない部分が出てくる「緑内障」。最悪の場合失明することもあるこの病気について、眼科医の板谷正紀先生にお話を伺いました。

 

お話を伺ったのは

板谷正紀さん 眼科医、医学博士

板谷正紀さん
Masanori Hangai

眼科医、医学博士。医療法人クラルス理事長、板谷アイクリニック銀座院長。硝子体手術と緑内障手術のエキスパート。

 

緑内障
視野が欠けて見える。放置すると失明の可能性も

物が見えるのは、光が眼球の奥にある網膜に届き、視神経を経て脳に伝わるからです。その視神経に障害が生じて、しだいに視野が失われていく病気です。初期段階では自覚症候はなく、進行がとてもゆっくりのため、気づかないうちに病状が進行して、最悪の場合は失明することも。

 

「原因となるのが、眼球の中の房水がたまり、眼圧が上昇して視神経乳頭が圧迫されることです。中には眼圧が正常範囲内のタイプもあり、実はそのほうが多いので、眼圧だけでなく、視神経の状態で診断する必要があります。

 

一度障害を受けた視神経は元には戻らないので、治療は眼圧をその人にとって安全な高さに下げて、現状をできるだけ長く維持することになります。その基本となるのは、点眼薬による薬物療法。ほかに、房水の流れをよくするために、排出口にレーザーを当てる治療法もあります。それでも改善しない場合には手術療法が行われます」

緑内障イメージイラスト

 

 

房水の滞り、眼圧が高まるのが原因のひとつ

房水の滞り、眼圧が高まるのが原因のひとつ

通常、前房の中の房水の量は一定に保たれていますが、なんらかの要因で余計にたまってしまうと眼圧が高まり、視神経を圧迫します。

 

前房(ぜんぼう)

角膜と水晶体の間にある空間で、酸素や栄養を供給し、老廃物の排出にかかわる「房水」で満たされています。

 

視神経(ししんけい)

視覚を司る神経で、目と脳をつなぐ通路。入ってきた情報を脳に送る働きをしています。

 

前房、視神経のほか、代表的な目の病気に関係する部位の説明は、あなたの症状はどれ? 40歳を過ぎたら注意すべき目の病気は?/ 目の病気①をご参照ください。

 

 

イラスト/いいあい<イメージ> コタケマイ<解剖図> 構成・原文/山村浩子

 

 

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