こんにちは。MyAge編集長の、すぎです。
認知症と聞いて、皆さんはなにを思い浮かべるでしょうか?
人生100年時代、この先、確実に増えていくだろうけど、親の世代のまだ先のこと・・なんて思っていませんか?
ところが近年の研究で、実は認知症の兆候は発症の20年前、つまり40代、50代から始まっていることがわかりました。
認知症は老化とともに誰でもがなりうる病気。老化を止めることができないように、認知症の発症を止めることはできませんが、「予測して遅らせる」ことはできます。しかも意外に簡単な方法で。
今、やろうとしていたことを忘れたり、身近な知人の名前が思い出せなくなったり・・。脳の老化を感じたら、まずは生活習慣の改善を。
例えば・・
●有酸素運動と骨への刺激運動を実践する
脳機能を低下させないためには、体を動かすことが重要です。実践したいのは、少し汗をかく程度の有酸素運動。これを週に3回、各30分を目安に。そしてスクワットや階段の上り下りなどで、太ももの筋肉を鍛えること。きつい運動は不要で、何より「続けること」が重要です。
●歯周病にならないよう口腔ケアをしっかりと
歯周病は糖尿病を悪化させることがわかっていますが、「重度の歯周病と認知機能の低下に相関関係がある」という報告もあります。歯周病がある人は治療し、毎日の歯磨きにフロスなども加え、定期的に歯石や歯垢の除去を歯科医で行うなど、口腔ケアをしっかりしましょう。
ほかにも、一人で行う計算ドリルやパズルなどの「脳トレ」よりも、社会や人とのかかわりを持ち続けることなど、現在発売中のMyAge 2021秋冬号では、「今すぐ実践したい10の習慣」をご紹介。
86歳で現役の美容研究家・小林照子さんが40代、50代でしてきたことや、今、習慣にしていることを教えてくれたインタビューも、とても参考になります。
「認知症にならない人の生活習慣」、ぜひ誌面でお確かめください。
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イラスト/midorichan 監修/新井平伊(順天堂大学医学部名誉教授・アルツクリニック東京院長) 取材・原文/山村浩子