漢方で更年期不調に対応③ 更年期の代表的な漢方薬とは?

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飽くなき追求心で「美&元気をあきらめない!」ための方策をレポート。

婦人科医で、とくに更年期に詳しい小山崇夫先生に教えていただく、“更年期と漢方”の第3回。

ここでは、更年期によく処方される、代表的な3つの漢方のことを学びます。

お皿のイラスト

覚えておきたい!更年期の代表的な漢方薬
更年期の諸症状に対し、よく処方されるのは「婦人科の御三家」とも言われる「当帰芍薬散」「加味逍遙散」「桂枝茯苓丸」。

この3つだけでも、かなりいろいろな症状をやわらげてくれることがわかります。

 

このうち「当帰芍薬散」は、アルツハイマー治療への可能性も期待されている漢方薬です。

また、閉経後にリスクが高まる骨粗鬆症に対しては「八味地黄丸」。

本来は滋養強壮剤で知られる薬ですが、骨量が増えるという研究データも発表されています。

 

漢方薬の名前は漢字ばかりなのでなかなか覚えにくいけれど、

パッと見た目の漢字のルックスで覚えたり、言葉の響きなどを記憶にとどめ、

ぜひ覚えておきたいものです。

 

【更年期の漢方薬[ 御三家]】

 

●当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

女性の聖薬と呼ばれ、女性特有のさまざまな症状に用いられる漢方薬。

「虚証」タイプの人の冷え症や貧血に効果的。

生薬成分:当帰(トウキ)・川芎(センキュウ)・芍薬(シャクヤク)・

蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)・沢瀉(タクシャ)・茯苓(ブクリョウ)

 

●加味逍遙散(カミショウヨウサン)

「血」に対応する代表的な漢方薬。

冷えやのぼせ、イライラなどの精神症状に適応。

生薬成分:柴胡(サイコ)・芍薬(シャクヤク)・

蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)・当帰(トウキ)・茯苓(ブクリョウ)・

山梔子(サンシシ)・牡丹皮(ボタンピ)・

甘草(カンゾウ)・生姜(ショウキョウ)・薄荷(ハッカ)

 

●桂枝 茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

「瘀血(おけつ:血行障害や鬱血)」に対する代表的な漢方薬。

「実証」タイプの人向き。血行をよくして熱のバランスを整え、

おもに、のぼせや冷えを改善。

生薬成分:桂皮(ケイヒ)・芍薬(シャクヤク)・茯苓(ブクリョウ)・

桃仁(トウニン)・牡丹皮(ボタンピ)

 

漢方で更年期不調 ① は こちら

漢方で更年期不調 ② は こちら

小山先生

小山崇夫

婦人科医。小山崇夫クリニック院長。

更年期と加齢のヘルスケア学会および日本サプリメント学会理事長。

専門は内分泌(ホルモン)で、特に女性の更年期に詳しく、日本のHRTの第一人者。

著書に『遺伝子を調べて選ぶサプリメント』『女性ホルモンでしなやか美人』(ともに保健同人社)、

『40歳であわてない!50歳で迷わない!もっと知りたい「女性ホルモン」』(角川学芸出版)など

http://koyamatakaoclinic.jp

 

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