HAPPY PLUS
https://ourage.jp/column/kounenki_no_chie/about-menopause-period/294893/

彼と彼女の更年期。一緒にできる「7つの習慣」

吉川千明

吉川千明

1959年生まれ

美容家、オーガニックスペシャリスト

自然や植物の力に着目し、オーガニックコスメをはじめ、スパ、漢方、食にいたるまで、ナチュラルで美しいライフスタイルを提案

オーガニックビューティの第一人者として知られる

 

OurAgeインタビュー「美容の世界をあらゆる角度から学び、最高の知識で女性を救いたい」はこちら

記事一覧を見る

こんにちは、吉川千明です。お元気ですか。
本日は男性のことと、カップルでできる更年期ケアについて書きました。
セミナーやカウンセリングをしていると、

「男性にも更年期はあるのですか?」「男性にもおすすめのものありますか?」など、

よく、ご主人やパートナーを気遣った質問を受けることがあります。

皆様は相手のことを気遣って、本当に優しいのだなあと感心しております。

男女の特性と今すぐできる7つの習慣を上げてみます。

写真は、北海道で魚釣りなどしておりますが、

自然の中でリラックスすること大事!ですね。

 

男性にもある更年期

私達女性は40代に入ると卵巣機能が急低下。

それに従い、卵巣から分泌される女性ホルモンは急激に減少します。

その減り方は滑り台を転げ落ちるがごとく、ゼロに向かって急降下していきます。

閉経を挟んで10年を更年期と呼びますが、

女性の多くが心身ともに疲れやすく、

気持ちや感情も揺さぶられる時期となります。

それに対し、男性も男性ホルモンが減少しますが、

急激ではなくて50歳から80歳にむけてゆっくりと減少していきます。

急激に減少していく女性とは大違い。

男性に「更年期はない」と申したいところですが、

性ホルモンは、元々もっているパワーが大。

減少することは女性同様、生殖機能だけでなく、

全身の変化、心身の不調となって現れます。

「男性にも更年期がある」と言ってよいと思います。

 

女性の元気は女性ホルモン、
男性の元気は男性ホルモンが守っていた

性ホルモンは、生殖、子孫を残すために私達に備わった特別な力です。

生殖活動だけでなく、男女ともの健康の源になっています。

性ホルモンの話をすると、いやらしいと顔を背ける人がいますが、

気持ちを明るく前向きに、不安を取り除き、病気を予防し、

老化を遠ざけてくれていたのが性ホルモンです。

これがなくなっていくことを頭に入れておく必要があると思います。

 

1  

過労とストレスに心と体をやられない
ゆっくり休む習慣を

女性にとって更年期は過酷です。

これまで同様になんでもこなすと言うわけにはいきません。

「ゆっくりやる、適当にやる、休む、人に任せることですよ」

とお話ししてきました。

同じことを男性にも言いたいと思います。

ストレスと過労が男性ホルモンの減少とあいまって、

心身の不調となって現れます。

うつや落ち込み、大量の寝汗、動悸、

と女性の更年期にとても似ています。

仕事が大事と競争社会で生きてきたけれど、

ここが切り替えのチャンスです。とにかく休みましょうよ。

場所や環境を変えてでも、体を休めることがこれからは大事、

と私は思います。

2

これからはおしゃべりに、
何でも話す習慣を

男性に比べて、女性はおしゃべり。

常に、ぐちぐち、ぶちぶち、不平を漏らします。

時に騒音にもなりますが、コミュニケーションの取り方では

一枚うわ手であると思います。

10代から月経があり、常に不調の波にさらされてきた

女性ならではの生き抜き戦略。

隠し持たず、我慢せず、何でも口に出し、

ヘトヘトヨレヨレしながらもぽっきり折れない。

あちこち悪いながらも長生きする女性の特技です。

これからは彼も巻き込んで、女友達同士のように、

たくさんおしゃべりして、愚痴を言い合って欲しいと思います。

3

男性は大病になりやすい。
健診を毎年の習慣に

二人に一人ががんにかかる時代です。

しかも厚生労働省のデータでは、

死因でみると男性はがんで亡くなるケースが多く、

女性の2倍になっています。

健診は絶対にはずせません。

もし、病気が見つかっても早期発見、早期治療がかないます。

男女とも絶対に、毎年の健診は欠かさないでください。

会社や市町村の健診はもとより、

カップルで毎年日を決めて人間ドックに行くのも良いと思います。

これからの記念日のあり方です。

4

これからはランチの質にこだわる習慣を

女性のメタボ(=メタボリックシンドローム)、

生活習慣病は閉経以降に始まります。

閉経まで、女性ホルモンが私達を守ってくれていた恩恵です。

それに対して、男性のメタボは30代から始まります。

女性より始まりが早い分、動脈硬化の進行が心配です。

実際に心疾患と脳血管障害で亡くなる率は女性の1.8倍。

彼と彼女の更年期。

これからは、両者とも、糖質、脂質、血圧を考えて、

何をどう食べるか、意識する習慣が大切です。

特に、外食のランチタイムは要注意。

男性の集まる場所は、甘辛脂とどんぶりメシ。
この連続は危険です。

手作り弁当もよいですし、

ヘルシー志向の女性達が集まるお店を

あなたが教えてあげたらどうでしょうか。

5

これからの人生のあり方を決める。
運動を習慣に!

閉経以降、女性は急速に骨が弱くなります。

骨密度が下がり、ちょっとしたことで骨を折る骨粗しょう症の入口です。

男性は男性ホルモンが骨と筋肉を丈夫に保ち、

筋骨をしっかりさせているものの、

最近では、生活習慣病が骨質を劣化させる

「新型骨粗しょう症」がまさに中高年男性に増加しているそうです。

彼と彼女の更年期。

二人とも骨を意識した食事と運動習慣が想像以上に重要です。

運動って続かないものですが、楽しみながら、

お互いにひっぱり合っていけば必ず続けていけると思います。

6

男にも女にもかかりつけ医が必要です。
相談する習慣を身につけて

私が女性の皆さんに話してきたことは、男性にもそのままあてはまります。
女性の場合は、まずは、産婦人科のかかりつけを見つけること。

そして閉経後は産婦人科にプラスして、内科のかかりつけも必要です。

さらに、泌尿器科医と整形外科医が必要になってきます。

男性にも同じことが言えます。

内科と泌尿器科のかかりつけ医が必要です。

男性陣は「そんなのいいよ。いらないよ」と言いそうですが、

大きな病気のリスクをもつ男性方に、

いつもの先生に「相談」という習慣を持って欲しいのです。

7

五感を生かす習慣を。
特に自然の香りを日常に取り入れる

女性ほど急激でないにせよ、男性もホルモンの減少により、

指令等である「脳」が焦りや不安を感じたり、気力も減退してくるもの。

これからの心と体の安らぎのために、

自然の香りを生活の中に取り入れてみませんか。

香りは、鼻から入って、脳へダイレクトに働きかけます。

花の香りは、セクシュアリティーをアップさせ、

気持ちを高めてくれます。

葉やハーブは空気を浄化し、気持ちをスッキリさせてくれます。

根の香りは、まさにグラウンディング、不安定な心を安定させ、

お香の原料でもある樹脂の香りは気持ちの平安のために働きます。

私の好みですが、はじめてでしたら

イランイランやクラリセージ、マジョラムやフランキンセンス、

それに目を醒ませてくれるユーカリなどをおすすめします。

ディフューザーでお部屋に拡散したり、お風呂に入れたり。

これからは、香りを媒体に、

誰のものでもない自分の人生と対話する時間のはじまりです。


さあ、お待ちかね。

最後はいつものようにおすすめのアイテムをご紹介したいと思います。

今回は男性ものもあげました。

イギリスのオーガニックブランド、ニールズヤードレメディーズのメンズラインから。

香りが素晴らしくよい洗顔料です。

柑橘に、うっとりとさせる花と樹木、そしてスパイスがとても大人っぽくセクシーに香ります。
米粉とクレイが優しく肌表面を整えるスクラブとすっきり洗いあげる洗顔料です。

写真左:リバイタライジングフェイシャルスクラブフォーメン(ニールズヤードレメディーズ)
写真右:ピュリファイングフェイシャルウォッシュフォーメン(ニールズヤードレメディーズ)
ニールズヤードレメディーズ

 

 

日本のブランド、アスレティアから、二層式ボディ用オイルとルームスプレーです。

いずれもシダーウッドを中心としたウッディフローラルの香りです。

メンズライクなのですが、女性にもたまらなく心地よい、気分がクリアになる香りです。

二層式のオイルはオーデトワレを使うように全身に振りかけてお使いください。

ミスト状のルームスプレーはリビングや寝室にお使いください。

リラックスと気持ちの切り替えに。


写真左:デュアルエッセンスボディオイル 01(アスレティア)
写真右:スイッチングアロマ ルームミスト SACRED TREE(アスレティア)
アスレティア

今すぐチェック!

ゆらぎ期世代の女性をサポートする理想的なビタミンCの取り入れ方とは?

ゆらぎ期世代の女性をサポートする理想的なビタミンCの取り入れ方とは?

PR
<前の記事

<前の記事
第87回/50代は子宮体がんの「頻発年齢」―更年期に罹りやすい「がん」があるとは!…

この連載の最新記事

彼と彼女の更年期。一緒にできる「7つの習慣」

第88回/彼と彼女の更年期。一緒にできる「7つの習慣」

50代は子宮体がんの「頻発年齢」―更年期に罹りやすい「がん」があるとは!

第87回/50代は子宮体がんの「頻発年齢」―更年期に罹りやすい「がん」があるとは!

更年期、自律神経が乱れるわけと「ホットフラッシュ」のケア

第86回/更年期、自律神経が乱れるわけと「ホットフラッシュ」のケア

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル