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キムタク&綾瀬はるかが美しい『レジェンド&バタフライ』は、ぜひ映画館で!

すぎ

すぎ

趣味は好きなバンドのライブ追っかけをしながら、全国のおいしいものを食べること。
摂生のストレスよりも心の健康を一番に、楽しい! 幸せ! と思える毎日を送りたいと思っています。(ただ自分に甘いだけ……かも?)

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こんにちは。エレカシのアリーナツアーが発表されてうれしい、ライブ大好き編集者のすぎです。どうかチケットが当たりますように!

 

さて今回は、話題の映画『レジェンド&バタフライ』のお話です。

映画『レジェンド&バタフライ』 木村拓哉 綾瀬はるか メインカット

東映創立70周年記念作品で、製作費20億円。

 

主演の木村拓哉さんが、岐阜市出身の伊藤英明さんとともに「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列に参加し、岐阜市の人口(約40万人)を超える46万人が集まったということで大きなニュースにもなりましたね。

 

実家が岐阜のお隣り愛知県の尾張地方である私も、姉の友達の友達が撮ったという動画を見せてもらったのですが、こんなに近くで見られたら、そりゃぁうれしいよねというカッコよさでした。

 

ちょうど11月に帰省して家族で岐阜に食事に行った時、信長まつりから2週間は経っていたのですが、テーブルの両隣りとも話題は木村拓哉さん。
「もう、信長まつりじゃなくてキムタクまつりだった」という弟の言葉に深くうなずきました。
経済効果は150億円を超えたとのこと。さすがスター。いや、この場合、レジェンドと呼ぶべきかもしれません。

 

・・というわけで、期待値が膨れ上がったこの映画。
マスコミ試写の案内をいただいて、さらに驚いたのが「本作は劇場の大スクリーンでご堪能いただきたく、全回【丸の内TOEI①】で実施致します」とのメッセージ。全13回、映画館の通常営業をやめて試写を入れ込むなんて、東映の本気度をひしひしと感じました。

 

そして上映時間2時間48分

 

げっ。
実は歴史ものが非常に苦手な私。ドラマ好きなくせに、時代劇や大河ドラマには全く興味が持てず、ちゃんと見たのは『鎌倉殿の13人』が初めてなぐらい。(よく考えたらクドカンの『いだてん』も見てましたが、近現代史なのでいわゆるザ・大河ドラマの歴史ものではないですよね)。
この長さに耐えられるのだろうかと不安がよぎります。

 

が、プラスポイントだったのは、脚本が古沢良太(こさわりょうた)さんだったこと。(古沢さんが好きだというのは、以前『コンフィデンスマンJP』の話で書きました)。
大友啓史監督については大河ドラマ『龍馬伝』も映画『るろうに剣心』シリーズも見ていないので何とも言えないのですが、どれも評判が良いので、こういった歴史大作は得意な方なんだろうなという印象。

 

なので、史実がどうこうとか、信長のイメージがどうこうとか、全く言えないド素人の感想として…この映画、面白かったです。恐れていた長さも感じませんでした。

 

まず、何に感動したかって、綾瀬はるかちゃんのかわいらしさ。
映画「レジェンド&バタフライ」木村拓哉 綾瀬はるか 初夜のシーン

物語は、敵対する尾張と美濃の和睦のしるしとして執り行われた、16歳の信長と15歳の濃姫の政略結婚からはじまるのですが、はるかちゃんのピュアな面持ちが、ちゃんと10代に見えるから素晴らしい!

 

タイトルの「レジェンド」は織田信長、「バタフライ」は帰蝶という呼び名があった濃姫のことを指していて、要するに「信長と濃姫」のラブストーリー。

好きでもなく出会った2人が、生と死が隣り合わせの戦国時代に力を合わせ、夫婦としての絆を得ていくという新しい切り口の物語なのでした。

 

お互い、思いを寄せはじめてからも素直になれず、決して本心を口に出せないというラブストーリーあるあるもたっぷり。
映画『レジェンド&バタフライ』木村拓哉 綾瀬はるか 桶狭間の戦い前夜

歴史的な資料が少ない濃姫については古沢さんの創作がかなり入っているらしく、男まさりで、剣や弓などの武術にも優れ、肝の据わった言動で信長を奮い立たせるという、実に現代的な解釈が小気味よかったです。

 

 

信長は信長で、うつけもの(=お調子者)な10代から、天下統一のための戦に明け暮れ、比叡山延暦寺を焼き討ちにするなど、冷酷な魔王となっていくようすや、後戻りできない悲しみなど、本能寺で最期を迎える49歳までの変化がじっくりと描かれていました。
映画『レジェンド&バタフライ』木村拓哉 織田信長壮年期

単に年をとっただけではない、信長の顔つきの変化。
驚きの新解釈をはさみつつの、本能寺でのクライマックスシーンは本当に迫力がありました。

 

映画『レジェンド&バタフライ』 宮沢氷魚 明智光秀 本能寺の変

さらに個人的には、大好きな宮沢氷魚君が明智光秀役で新境地を開いていたことに喜び、

映画『レジェンド&バタフライ』 斎藤工 徳川家康

言われなければ絶対にわからない、斎藤工さんの狸おやじ(=徳川家康)っぷりに驚きました。

 

同じ古沢良太さん脚本の大河ドラマ『どうする家康』の、シュッとした松潤との落差が激しすぎるのではないでしょうか?(笑)

 

 

京都の仁和寺や三重県の専修寺など全国30か所以上でロケを敢行し、通常非公開の国宝や重要文化財も多数登場。その一方で、信長が幼少期を過ごし、濃姫を迎え入れた尾張の平城・那古野城など、豪華なオープンセットも作られたとのこと。

 

物語も映像も、嘘とホントをうまくミックスして作り上げた、これぞ映画!のカタルシス。
なるほど、劇場の大きなスクリーンで見るべき映画だと思いました。

 

『レジェンド&バタフライ』

映画『レジェンド&バタフライ』ポスタービジュアル

2023年1月27日(金) 全国公開

配給:東映

監督:大友啓史 脚本:古沢良太 レイティング:PG-12

出演:木村拓哉、綾瀬はるか
宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤 工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀

©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

公式サイト:https://legend-butterfly.com/

 

 

 

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