肌や体の変化に伴って悩みの増えるOurAge世代は、日々持ち歩く必需品も若い頃とはがらりと様変わり。そこで各界で活躍する方々のリアルなポーチの中身を拝見。「これがなきゃダメ!」の切実な理由とは―?初回は、美容愛好家の野毛まゆりさんの切実ポーチの中身を見せていただきました。
※この特集内に登場するアイテムはすべて私物です。現在販売されていないものもあります。(19年12月取材)
美容愛好家
Mayuri Noge
野毛まゆりさん
外資系化粧品会社の販売・教育トレーナー・広報PRを経て独立。
現在は美容コメンテーターとして女性誌などで活躍中。
企業の研修会や講演会にて美容、接客、販売の講師も
年齢を重ねたからこその"私だけの必需品"が満載!
大荷物派→ミニマムへ。
でもリタッチものはマスト!
メーカー勤務の頃は急な出張が多く、不測の事態にも対応できるように基礎化粧品からメイクまで全部持ち歩いていたんです。でも40代になって、朝の仕込みをきちんとしておけば出先で使うものはわずかですむと気づき、私なりに数をミニマムに絞るように。残ったのは、気にしている脂性肌やメイクくずれに対応できる厳選アイテムのみ! マチのないポーチや軽いプチプラコスメを活用して軽量化を目指しています。
たまに脂を押さえないと"眉なし"に…。乾燥よりテカリが気になるので、あぶらとり紙はマスト。黒系のシートは脂の取れ具合が見えて快感!(写真中央)
1 プチプラ大好き! 先細で描きやすいセザンヌのアイブロウと、目薬をさしても落ちないUZUのアイライナーはお守り的アイテム。パッケージも軽いのでポーチの軽量化にも◎。
2 SUQQUのクリームコンシーラー。目尻、小鼻、口角に入れると一瞬で顔が引き上がって見えるので、撮影があるときも重宝します
3 頭痛持ちなのでノーシンピュアを携帯。ピルケースに入っているタイプでゴミも出ないし、何の薬かわからなくなることもなくて便利。タブレットっぽく見えるから、人前で飲むのも気になりません。
4 意外に出番が多いのがエメリーボード。ネイルが欠けたり、ひび割れたりしたときにすぐ補修できるし、持っていると誰かの役に立つことも
5 リップは3色くらい常備。夕方になると肌がくすむので、朝はアンプリチュードのブラウン、夕方はカネボウのピンクに色を替えて明るく。メイベリンのマットインクは超名品! 焼き肉や天ぷらを食べても全然落ちないうえに唇があれないので、メイク直しができないときに大活躍します
ポーチに入らない大きさのものは、携帯や手帳とともにバッグインバッグへ。ハンカチは持たない手ぬぐい派。濡れたペットボトルやお菓子も包めるし、いざというときは包帯代わりにも。KOBAKOのLED&拡大鏡付きミラーは、暗がりのタクシーの中でのメイク直しにも便利。クインビーハッピーの保湿ミストは、髪にも手にも使える万能選手。髪につけてメイソンピアソンのブラシでとかせば、雨の日も髪が広がらずにストレートをキープできます
次回は、漢方ライフクリエーターの切実ポーチの中身を拝見します。
撮影/山田英博 取材・原文/矢沢美香(STRIPE)