こんにちは小野アムスデン道子です。
愛知県の国宝「犬山城」は室町時代に建てられ、織田・豊臣・徳川の三氏が奪い合った名城です。その犬山城の美しい姿をロビーや客室などから望められるのが、IHG ホテルズ&リゾーツのライフスタイル・ブティックホテル「ホテルインディゴ犬山有楽苑」。ホテルに隣接する「日本庭園 有楽苑」にも、もう一つ国宝茶室「如庵」があります。モダンな中に、それら国宝の日本の美のエッセンスが光るホテルです。
フラッグシップ・ブランド「インターコンチネンタル」をはじめ、世界100ヶ国以上で17ブランド・6,000超のホテルを展開しているIHGの中で、最も勢いのあるホテルブランドのひとつ「ホテルインディゴ」。その土地ならでは文化や歴史などを反映し、ゲストがその魅力を体験できる「ネイバーフッドストーリー」をコンセプトとしています。
名鉄犬山遊園駅から歩いて7分、犬山城と如庵という2つの国宝を身近に感じられる立地ですが、それだけではありません。ホテルの中のあちこちで、ネイバーフッドのストーリーを感じることができるのです。
フロントのアートウォールは、木曽川での鵜飼のかがり火を表現し、その左側にある円窓は国宝茶室「如庵」をオマージュしています。また、1階のザ・バー「夜車山(よやま)」のデザインは犬山祭に巡行する車山の灯りや如庵の暦張を元にしています。
客室のアートウォールには犬山城と城下町の古地図を大胆な構図であしらい、ベッドヘッドは鵜飼の木船、照明は鵜篭をモチーフにしています。35㎡のビュープレミアムの部屋では、国宝犬山城ビュー、木曽川ビュー、国宝茶室如庵ビューの3つの眺望が選べます。
また、客室には「如庵」の斜めになった壁と水屋を融合したミニバーが置かれており、座椅子やソファ、からくり人形仕様の組紐から着想を得たペーパーコードのテーブルの足がカラフルで、城下町で栄えた犬山の粋を感じます。
(画像提供/名古屋鉄道株式会社)
「如庵」のある「日本庭園 有楽苑」で過ごしたり、城下町の散歩を楽しんだ後は、犬山唯一の天然温泉「白帝の湯」でほっと一息。インディゴホームキッチン車山照(やまてらす)では、旬の食材を使ったクリエイティブなお料理を楽しめます。おいしいペストリーやサラダの並ぶブッフェと選べるメインの朝食も豪華。木箱の中にいっぱい、料理の詰まった和食はおすすめです。