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全力応援! 40〜50代の美とからだ

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ものを作る人は、男女を問わず”女々しさ”が必要。 女々しさがないと土壇場での粘りが出ません

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説数多くあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載ではOurAge世代への”愛とムチの金言”を、ビシビシといただいていきます!

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「女々しさ」とは、「女らしさ」とは違います。女子特有の粘着気質というか、うじうじとした感じ。要はしつこさですね(笑)。

 

クリエイターには、この女々しさがすごく大事なんですね。さっぱりしちゃうと、細かいところが見過ごされるというか、「ま、いっか!!」とおおざっぱになっちゃう。「これって、どうしてこうなるんだろう?」と延々と考えたり、「この人は、こう考えるかな、いや、こうかもしれない」と繊細な心の動きを想像したり、「Aならこうだけど、Bならこうだな」って、いろいろなバターンを想定したり。最後まで、うじうじとしつこく粘るから完成度の高いものができるし、「どうでもいい」と諦めないから目的を達成できるんですね。

 

私は自己紹介するときに、「一条はヘビのように粘着気質です」とよく言ってました(笑)。「一度でもイヤなことをされたら何年も忘れません。そしてチャンスがあったら倍返ししたいです。だから私に意地悪をするときは、気合を入れてやってください」って。おかげで誰にも意地悪されませんでした(笑)。

 

まあ、それは余談ですが、自分の中には、男っぽくて合理的なところと、執念深い女々しさとどっちもあるのは確かですね。仲のいい友達に言わせると、私の中には4~5人ぶんくらいのキャラクターがいて、そのときそのときで変わるらしい。だからいろんなキャラクターの登場人物が描き分けられたのかもしれないですね。

 

おいしい男の作り方」集英社文庫(コミック版)

 

取材・文/佐藤裕美

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