「マスク老け」とか、「マスク下のしぼみ」とか、気になるお年頃よね。確かにマスクしてると表情が乏しくなるし、会話も少なくなるから、お肌に張りがなくなってきたという人も少なくないんじゃないかしら。そこで今回は、顔のたるみに効く“一条流エクササイズ”を2つ紹介します。
まずは「あいうえお体操」。これはやっている人も多いかもしれないけれど、「あー、いー、うー、えー、おー」と口が裂けるくらい大きく開ける体操です。1回目は、普通にやって、2回目は、下あごを左にずらし、3回目は、下あごを右にずらして。これを3セットくらいやるといいかしら。あごが外れない程度にずらしてくださいね。
もうひとつは、顔の凝りをほぐすというものです。顔だって凝るんですよ。しかもこのところ、慣れないマスクをずっとかけてしゃべらないといけないので、普段より顔にはストレスがかかってるはず!その凝りをほぐしましょ~~~♪
ほぐす場所ですが、耳たぶの下あたりからアゴにかけて。このあたり一帯を、手のひらでぐりぐりと回しながら、もみほぐしてください。硬くなってコリコリしているところがあったら、とくにそこを重点的に。顔の凝りをそのままにしておくと、筋肉の動きを妨げて滑舌が悪くなるし、顔が動かしくにくくなるので老けます!!それを1カ月くらい続けると、だんだん痛みがなくなって、凝りもほぐれてくるはず。顔のたるみも少し解消されると思いますよ!!
「プライド」コーラス2004年12月号扉
取材・文/佐藤裕美