30代、20代…いや、まるで赤ちゃんのよう! ぷるっぷるの肌に思わず目が釘付け! 小林ひろ美さんのような、つるんとした美肌を目指すべく、その秘密が知りたい…というわけで、お会いしてきました! 美容家で美肌で有名な小林ひろ美さんは、毎日の隙間の時間にケアをする「ちりつも美容」を心掛けているとか。 3回に渡ってお届けする小林ひろ美さんの毎日YOJO。今回は、まず、そのベースとなる考え方をお届けします。
自分好みのケアを選び、至福のYOJOタイムに
「健康や美容のためには習慣、つまり毎日の養生がとても大切なことは、皆さんも感じていると思います。でも続かない、というのが問題なんですよね。
健康にいいから、美容にいいから、と頑張るのではなく、心地いいもの、例えば香りが好きか、テクスチャーが気持ちいいとか、味がおいしいとか、自分にとってうれしいものを習慣にすれば、意外と続けられるものです」
30代からオイルマッサージを欠かしたことがないという小林さんは、まさにYOJOの先生。生活の中に当たり前に組み込まれた楽しい習慣は、どれも簡単なものばかりです。
「新しいことをプラスするのは時間的にも大変なので、隙間ケアがおすすめ。家の至る所に乳液やオイルなど、サンプルでもいいので置いておく。そうするとついでにささっとケアできます。
例えばトイレでは脱いだときに、スリミングジェルなどをお腹やヒップなどにさっと塗れるわけです。PCを立ち上げるまでの時間は温めたスプーンでパッティング。50代になるとエイジングの歩みの速さにドキッとしますが、60点ぐらいのケアを毎日続けておくと、大きく落ちることもありません。
ゲーム感覚で楽しむのもポイントで、何をとっていいか迷ったら、とにかく赤いものを選ぶ〝赤いものしばり〞を。ローズヒップやトマトやイチゴなど肌の透明感を高めてくれるものが多いので、テーマを赤にするだけで美容効果が。
また、メンタルも美容と健康に関係していると実感します。自分の〝好き〞に正直になることや、ネガティブなことを口にせず、気持ちが上がる言葉を言う習慣は、細胞がきれいになっていく感じがします。ラテンマインドも確実にYOJOのひとつです」
〈小林ひろ美 さん プロフィール〉
美容家、美・ファイン研究所主宰。理論的かつ簡単で効果的な美容法が話題となり、テレビや雑誌を中心に活躍中。企業の商品開発にもコンサルタントとして参加するなど、活動の幅を広げている。トータルな視点から提案する心地よいライフスタイルが、多くの女性に支持されている
小林さんは、日々、4つのYOJOを実践しているそう。次回は、小林ひろ美さんの 4つのYOJOのうち、2つを具体的にご紹介します。
撮影/フルフォード海 取材・原文/島田ゆかり