「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」、「ラストエンペラー」で世界的に人気を博した俳優のジョン・ローン。
端正な顔立ちと優雅な身のこなしに、私も心を奪われ何回も映画館に足を運びました。
そんなジョン・ローンのイメージが踏襲されたチャイニーズレストランを銀座でみつけました。
「青い百合」は幻想的な憧れへの象徴。上海租界時代を思わせる造りの店内に、ジョン・ローンの写真が飾られ、私のようなファンにとっては、ジョンに見つめられながら(笑)食事を楽しめるという憧れの空間です。
店内は広く、ゆったりとスペースをあけてテーブルが配置されています。
日本各地から取り寄せた旬の食材をつかった季節のコース、中国地方料理を食べ比べる伝統的な家常菜のコースなどがあります。もちろんアラカルトもありますよ。
今回は同年代の仕事関連の友人との食事会、季節のコースを選んでみました。
日本の食材を中華の手法で料理。個性のある仕上がりになっています。
トンブリやサバの酢締め、湯剥きして黒酢やハチミツなどに漬けたトマトの冷製、野菜餃子。
暑い夏、冷たくて酸味のあるものから始めると、食欲がでてきますね。
岩牡蠣の清蒸、トトロ、オクラでコクが増したフカヒレスープ、梅山豚を挟んだ茄子。
ここからは温菜です。フカヒレとトロロ、オクラをあわせるなんて!今回初めていただきました。
元来の中華にはない食材の鱧の素揚げ、車海老1尾の海老チリ、野菜、マコモ茸の炊き合わせ。
車海老をうまく使った海老チリなど、「美味しいものを少しずつ何種類も食べたい」女性心理をついていますね。
山形牛すね肉スパイシー煮込み、フカヒレの土鍋煮込み、酢橘の冷製汁麺。
ここまで来ると、大分お腹も満たされてきています。
なので香味野菜、麻辣醤、山椒やスパイスがきいた一品は食べ疲れを阻止してくれます。
酢橘の冷製汁麺も、ジュンサイの食感と酢橘の爽快感あふれる酸味で印象に残っています。
印象に残るお料理などがどれだけあったかが、外食の楽しみのバロメーターだと思います。
こちらの「季節のコース」は、食べ歩きの経験が多いOurAge世代でも、小さな驚きが連続する印象深いメニューになること請け合います!
愛しのジョン・ローンと一緒に上海租界時代にトリップしたような、魅惑的な食事会を企画されてはいかがでしょうか。メインホールでも100席あるので、同窓会などでも大丈夫。おしゃれにも一工夫したくなるようなお店です。
Blue Lily 青百合飯荘
住所: 中央区銀座4-6-1 銀座三和ビルB2F
電話: 03-3567-1042