ガラス作家・辻和美さんのお店factory zoomerには、昨年一度、おじゃまさせてもらいました。先月、そのお店で辻さんとスタイリストで雑誌LEEなどで大活躍中の伊藤まさこさんがお話し会を行う、というイベントを見つけました。
残念ながら、お話し会の申込みはすでに定員数に、達していて、参加できませんでした。
ただ、店内には、伊藤まさこさんが、金沢で見つけた掘り出し物の展示もあるとのことなので、まだ、桜の蕾のかたかった犀川河畔へ行ってきました。
香林坊から犀川大橋を、渡ってすぐ左手の『犀星のみち』を進むと
『factory zoomer』は、あります。
入り口から、中をのぞくと、こじんまりとした店内に5~6人の方が立っていらっしゃいます。
そんな中、入り口をふさいで立っているお客様を促して、中に入りたくても入れなくて困っている私に気づいてくれた方が、
『どうぞ!』と、笑顔でドアを開けてくださいました。
あ~!
お会いしたのは初めてだけど、確かに記憶にあるお顔が…。
『伊藤まさこさんですか?』
って、いきなり、聞いてしまう不躾な私に対しても、にっこりと優しい眼差しで『はい。そーです』と応えてくださいました。
雑誌で拝見するよりも、ずっとずっとキュートで華奢で、物腰の柔らかい可愛らしい方でした。
『いつも拝見してます』ってお話をしていたところ、隣から、ファンの方が、『握手してください』と、いって来られたので、便乗して私も握手などしてもらってきました。
便乗ついでに写真もいいですか?などと、ずうずうしいお願いにもかかわらず、快諾いただきまして、自撮りしようとしたら、近くにいたスタッフさんにお願いして、撮っていたただくことになりました。
あとで、お聞きしたところ、伊藤まさこさんのご本のカメラマンの枦木 功(はしのきいさお)さんだとか…。プロ中のプロに撮ってもらうなんて、誠に申し訳なかったです。
前回は、遠慮して撮れなかった店内ですが、撮影OKとのことでしたので撮らせていただきました。
伊藤さんが金沢の古書店 オヨヨ書林でみつけた画集や古本と、シンプルだけど、おしゃれな器たちが、ひとつひとつ存在感を放ちながら、ならんでいます。
階段をあがった二階がお話し会の会場となってます。
白くて大きなテーブルと、一脚一脚、デザインの違う椅子が置かれてました。
ちょっと薄暗いです.
前回は、お洋服がメインでしたが、今回は、白い食器がたくさんならんでました。真っ白ではなくて、あたたかみのある白ですね。
二階には、お話し会に参加予定の方が既に、いらしていました。関西方面から来られたAさんは、辻和美さんの作品のファンの方で、イベントを見つけて、即申し込みされたそうです。前夜、金沢入りして、伊藤まさこさんお勧めのホテルに宿泊されたとおっしゃってました。その行動力!
まさしくおでかけ女史ですね。
伊藤まさこさんは、辻和美さんのことを『金沢の姐(ねえ)さん』と、密かに呼んでいらっしゃるそうです。そんな交流があって、度々、金沢を訪問されているとのことでした。そして『あした、金沢へ行く』というご本を出されるくらい金沢がお好きなんだそうです。
『なんだか金沢、いいね!』そんな風に言ってくれる伊藤まさこさんのようなリピーターが増えることを密かに願っている私でした。
factory zoomer
http://www.factory-zoomer.com
オヨヨ書林
http://www.oyoyoshorin.jp