下鴨の住宅地にある隠れ家レストラン「雲心月性」

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アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを経て、集英社「エクラ」などのライターに。
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下鴨の住宅地にある隠れ家レストラン「雲心月性」

 

下鴨神社の西側、下鴨西通を北に上がってゆくと、住宅地の一角に、趣のある木造の家があります。ここが目指す和洋家庭料理店「雲心月性(うんしんげっせい)」です。建物には、さりげなく名を記した看板が…。

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ここが料理店だとは、そばを通る人でもわかりそうにない、まさに隠れ家レストラン…1日3組ほどの完全予約制で、1組2人以上から。すべておかませで、昼は、3000円のみ、夜は、3800円と4000円のコースです。

 

さて、木の扉を開けて、店内にはいると、そこは、民芸風とも、西洋風ともいえる独特の世界が広がります。白い壁には、歴史を漂わす木製の棚や瓦などが、装飾として置かれて、落ち着いた雰囲気を漂わせます。

小原雲心月性3

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奥に設えられたどっしりとした木製の椅子とテーブル…。また壁面には、金箔の障壁画の前には、季節の野の花が、そっと秋を添えます。虚飾を嫌う趣味のよい設えに、店主の人となりが、想像できます。

 

 

この店の主であり料理人は、吉川由美さん、麻美さんの姉妹。すでにお店を始めて、十数年。京都の旬の食材を使い、和洋の枠を超えた品々が食膳に並びます。油を控えめに、そして化学調味料を一切使わず、さまざまな種類の野菜をふんだんに盛り込んだ、体にやさしい料理です。

 

秋のある日、訪れた時の料理は、田楽や酢の物など、秋の三種盛り合わせで始まりました。

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野趣を漂わす器に、深まりゆく秋が盛られた一品。

 

そして雅な漆器には、さつま芋黒胡麻豆腐だし仕立てが…。

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さらに、この日は、たっぷりな野菜を添えた天然カンパチのサラダ仕立て。

豚の赤ワインしょうゆ煮 温野菜添えが続きます。

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珍しい黒米のご飯も香ばしく、

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最後に登場した季節のケーキは、甘酸っぱい林檎が挟まったパイ。

小原雲心月性8

東京からの友人を案内し、過ごした2時間。夜のおまかせコース4000円で、ゆったりと、そして心和むひと時を過ごしました。京都に来るたびに、町中の割烹料理店に行っていた彼女「こんな静かな料理店があったなんて~。お料理も本当にやさしいものばかり…すてき~」と感激しきり。

 

観光客で賑わう町の料理店を避け、静かに料理を楽しみたいという地元の人が、贔屓にする隠れ家的料理店「雲心月性」。

 

お店の名の「雲心月性」は、雲のように自由な心、月のように清らかな思いという意味で、淡泊にして、無欲で、さわやかな澄み切ったようすを示す言葉なのだそう。

その言葉を表すように、のびやかに素材のもつ力を解き放したような料理と、個人の家にいるようなくつろぎ感…旅の疲れが癒されるひとときがそこに。

 

 

雲心月性(うんしんげっせい)

京都市左京区下鴨松原町28 ☎075‐781‐3767

昼12:00~14:00 3000円 夜18:00~22:00 4000円

完全予約制、おまかせ料理のみ

水曜・第2・4火曜休み

 

http://unshingessei.blog.fc2.com/

 

 

小原誉子の京都の観光文化を伝えるブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」

http://blog.goo.ne.jp/mimoron

 

 

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第19回
下鴨の住宅地にある隠れ家レストラン「雲心月性」

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