風に吹かれてチリ~ン、涼やかな風鈴の音色は夏の風物詩。
川越の風鈴祭りが素敵! の噂をききつけて、川越氷川神社の「縁むすび風鈴」に行ってきました!
川越氷川神社は今から約1500年前に創建されたと伝えられ、2組の夫婦神を祀っていることから縁結びの神として広く知られています。
そんな長い歴史をもつ神社で2年前から始まった夏季限定の祭事「縁むすび風鈴」(7月上旬~8月31日)の人気が上昇中。
境内に吊るされた約2000個の江戸風鈴が澄んだ音色を奏でています。軒下に吊るされた透明な風鈴、記念撮影用に設けられた縁台には赤い風鈴。
色とりどりの風鈴が圧巻の「風鈴回廊」に楚々とした雰囲気の「風鈴小路」。暑さを忘れて、音と色の世界に迷い込んでしまいます。
木々の間に吊るされた丸い竹籠の中の風鈴「竹毬風鈴オブジェ」も素敵! 様々に演出された風鈴で楽しませてくれます。
巫女さんが鈴をシャンシャンとふって振ってお祓いをした木の短冊(社紋もついています)に願い事を書き、風鈴に吊るします。七夕で願い事を書いた短冊を笹の葉に結ぶように。
風が音色とともに願い事を運んでくれるとか、ロマンチックでいいですね~。せっかくですから、私も短冊に子供の良縁祈願…(苦笑)。
手が届くところにある風鈴には、重そうなくらい短冊がいっぱいでした。
暗くなるまでの間に境内をひとまわり。縁結びや安産祈願の絵馬がびっしりのトンネル。鯛がかわいいおみくじは、ピンクと白の「あい鯛みくじ」と赤の「一年安鯛みくじ」、外国人参拝者用に英語バージョンだってあります。
引いたおみくじは「中吉」。今年後半もまずまずということでしょうか。
辺りが暗くなりライトアップがくっきりしてくると、昼とは違う幻想的な雰囲気に。
浴衣姿の人も増えてきて、風鈴の音色とともに夏情緒たっぷりの小江戸 川越でした。
川越氷川神社