大沢さつき
趣味がこうじて、ファッションのフィールドから世界中を巡るトラベルジャーナリストに転身。最近ではウェブを中心に、世界各国の文化や食、魅力的なホテルや至高のレストランを紹介している。ここ数年スリランカにハマり、かつ中南米にも目移りし、でもイタリア大好きという状況。取材記事をまとめた『心なごむ英国』『ベスト・オブ・ルーヴル美術館』(共に文藝春秋刊)がある。ブログ「旅オモhttp://tabi-travell.com」
プーケット ラグジュアリーリゾートのトップのひとつ、トリサラ。
第2回となる今回は、お部屋の様子からご紹介していきます。
なんといってもこのホテルのセールスポイントは、全室プール付きのオーシャンビュー。まさに、ホテル名のトリサラ(サンスクリット語で、天国の3番目の庭の意味)という感じ。極上のホテルステイが堪能できます。
「2ベッドルーム オーシャン フロント プールヴィラ」のリビングから。静寂と海と空の青さと……もう、パーフェクトな癒しの空間です。プールに入らなくともプールに浸かっているかのような感覚。時間が経つのを忘れてしまう景色です。
リフォームされた部屋は、ジュニア・スイート。もちろんオーシャンビューで、プール付き。プールに浸かったデッキチェアに横たわっても、ベッドにゴロンとしながらでも、真っ青な海が眺められます。
部屋には、とってもおいしいクッキー3種と2種のチョコが常備され、ついついダイエットを忘れて手が伸びます。お茶はリーフで3種類、フルーツももちろんたっぷり。部屋から一歩も出たくない。そんな気分にさせてくれるのが、トリサラなのです。
ジュニア・スイートのバスルーム。バスタブはどの部屋も共通のたっぷりサイズで、シャワーブースはインドアとアウトドアの2カ所にあります。
部屋には持ち手がバンブーのビーチバッグが。これ、お持ち帰り自由。しっかりとした作りなので、日本に帰ってからもきっちり使えます。
トリサラは食事も自慢。新しくオープンしたレストラン「プル」では、このレストランのためにできた農園で収穫した新鮮な野菜や卵と、タイ全国の海から獲れるシーフードの料理が食べられます。
タイ期待の若手シェフが作るお料理はイマドキで、見た目もキュート。さまざまな食感を一皿に仕立てたお料理や、真空調理やスモークなどトレンディな調理法でのお料理が楽しめます。
もちろんタイ料理にも新しいメニューが。今では、タイの人でも知らないような「ママの味」。シェフ自らがお母さんやおばあさんに話を聞いて、レシピを再現させた料理です。
従来の人気メニューももちろん健在。朝食のアボカドトーストは、お肌にもいい美容食。見た目も味もいいので、これは食べないと。
朝食やタイメニューが食べられるアウトドアのテーブルは快適。潮風に吹かれながらの食事は、ついつい食べすぎてしまいます。
部屋にプールがついているので、メインプールは空いてます。でも、エクササイズを兼ねてゆったり泳ぐなら、やはりここで。
プライベートビーチのいちばん奥にあるのが、ヨガのための東屋。トリサラではタイ伝統のワット・ポー直伝のヨガとインドヨガが受けられます。
トリサラにはこの他にも、さまざまなエクスカーションが用意されています。ヘリコプターやクルーザーをチャーターする超豪華なパッケージ。ダウンタウンまで地元のアーティストに会いに行くプランもあるなど、やはり他のリゾートとはひと味違うトリサラなのでした。
DATA
Trisara トリサラ
60/1 Moo 6, Srisoonthorn Road, Cherngtalay, Thalang, Phuket, Thailand
TEL +66 7631 0100
ジャラ・ローカルスパ・ディスカバリー・リトリートは3泊4日 1室2名利用4,200USドル(3泊の室料、2名分:フィジカル・アセスメント、パーソナルレッスン3回、マッサージ(2種の90分マッサージから選択)2回、フェイシャルトリートメントかスクラブ&ラップ(いずれも90分)2回、朝食、空港送迎。税・サ込み)