「今までずっと、コンサバなセミロングだったけど、このままでいいのかな?」、「白髪の割合が増えてきた。皆はどうしてるの?」、「いつも同じようなヘアカラーでワンパターン。もっと新鮮に見せる方法があったら知りたい」etc.
40代、50代になると、髪のボリューム減、白髪、クセやうねりが強くなる…といったエイジング悩みが増えてくるのと同時に、ヘアサロンでオーダーする髪型やヘアカラーが“マンネリ化している”という人も多いのではないでしょうか?
そこで、同世代の40代、50代の女性たちは今、どんなヘアスタイルをしているのか? MyAgeの編集スタッフが、31名の女性の最新リアル・ヘアを徹底取材しました!
ここでは、そのごく一部ですが、4名の方のヘアスタイルを紹介します。
■case1
「髪に流れが出るカラーの効果に驚いています」
↑ 織田玲奈 さん(45歳 会社経営)
女性が美しく見える“ひし形”を大胆に強調した長めショート。内側に仕込んだレイヤーや毛先のデジタルパーマで、このシルエットに。「立体的なカラーのおかげで、髪が柔らかくおしゃれに見えます」と織田さん。ベージュカラーをベースに、内側に暗い色、表面に明るい色を重ねるなど、色みを複雑にミックスしてできた濃淡の奥行き感がクールです。
●ヘア/柿崎真輝・カラー/中田巧樹(uka 東京ミッドタウン 六本木) メイク/杉山えみ
■case2
「ゆるパーマのウルフは、気分で七変化します」
↑ 山本亜矢子 さん(46歳 会社員)
マッシュウルフは普遍的なおしゃれ上級者スタイル。「実はいろいろなアレンジができます。短い前髪は分け目を変えて隠すと前髪なしのスタイルになるし、結んだときは顔まわりの髪を下ろすといいニュアンスに」と山本さん。こなれた感じに見えるのは、緩いパーマがあるから。スタイリングも楽々です。
●ヘア/秋葉千菜(GARDEN Tokyo) メイク/鈴木京子
■case3
「ボブにして、よりおしゃれが楽しくなりました」
↑ 萩原咲絵 さん(52歳 セレクトショップ勤務)
「30年親しんだセミロングからボブに変えたばかりです。このボブにしてから、新しい服に挑戦するのが楽しくて」と萩原さん。白髪を生かしたカラーが新鮮です。このカラーは、濃淡2色を白髪の箇所に合わせて筋状に入れた、自分だけの色。アシメトリーな前髪と毛量の多さもポイントです。全部の髪を前に下ろして乾かすと、分け目なく仕上がります。
●ヘア/向井みえ(えがお美容室) メイク/広瀬あつこ
■case4
「楽でかわいい、って実現できるんですね」
↑ 新井希衣子 さん(55歳 主婦)
「髪が長かった頃は、まとめるのに苦労していましたが、今のショートにしてからはスタイリングが楽。どこのヘアサロンに行っているのかよく聞かれます」と新井さん。マッシュベースに、表面はレザーカットで動きをつけたカット。丸みのあるシルエットが際立ちます。仕上げにトリートメントムースとヘアワックスを効かせると、一気に旬の髪に。
●ヘア/二階堂 雪(Rougy) メイク/杉山えみ
──上で見てきたように、濃淡のカラーやハイライトをミックスして入れてみる、ウルフカットにする&緩いパーマをかける、もともとある白髪を生かして濃淡のあるカラーにしてみる、ショートにして動きの出るカットにしてみるなど、思い切ったチャレンジと工夫次第で、格段におしゃれ度や鮮度がアップします!
「自分はこの髪型しか似合わない」と思わずに、もっと自由にいろいろなヘアスタイルにチャレンジをすれば、新しい自分に出会えるかも!
「ひとつの流行にとらわれることなく、もっと自分らしく自由に楽しみたい」。そんな40代、50代が増えています。
リモート生活も普及して、以前より自由度が増した今は、髪型で思い切り楽しむチャンス。
好みのスタイルを見つけて、自分をよりブラッシュアップさせていきたいですね。
MyAge(マイエイジ)2021秋冬号のヘア特集『エイジング髪もコンプレックスも素敵に変換。40代、50代限定 「私」が輝く31人のヘアスナップ』では、40代、50代の女性たちの多様なヘアスタイルを、担当しているヘアサロンの情報付きで紹介しています。
上で紹介した4名は、その中の一部の方々です。
クセ、ボリューム不足、白髪、まとまりにくい、etc. それぞれに髪悩みはあっても、カットやカラー、パーマなどで工夫すれば、誰でもおしゃれで新鮮なヘアスタイルになれる! そんなヒントがたくさん詰まった、渾身のヘアスタイル集です。
「今よりもっと魅力的な髪型にしたい」と思っている人は、ぜひ、こちらの特集をご覧ください!
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撮影/玉置順子(t.cube) 取材・原文/伊熊奈美