「大人は短くしなきゃなんて誰が決めたの?って思う(笑)」
菅 真奈美さん・54歳(自営業)
若い頃は髪が短く、40代後半になってから伸ばしはじめたという菅真奈美さん。
「50代の今も髪質はあまり変わらず、硬くて太くて多いまま。それならいっそボリュームを生かしたほうがいいんじゃないかと、伸ばしはじめたんです」。
とはいえ、スタイルの要になるトップのボリュームは年齢とともにつぶれやすくなってきたので、それに合わせたカットテクニックが必要。
「大切なのはレイヤーでメリハリのあるひし形シルエットを作ること。錯視効果でトップがふんわり見えます。毛先は重さを残しつつ、傷みの少ない酸性デジタルパーマで軽やかなウエーブをつけました」と担当美容師の角(すみ)薫さん。
「若作りになりすぎない華やかさが気に入っています。年をとったら髪は短く、という風潮にも逆らいたくて(笑)、セミロングを長く楽しめるよう、ホームケアでも髪をいたわっています」(菅真奈美さん) ●ヘア/角 薫(RUALA)
ヘアスタイルを担当したサロン
●RUALA(ルアラ)
大人の頭皮ケアとヘアケアの悩みに対し深い知識をもとに提案。トレンドのスタイルも追求してくれます。
東京都渋谷区神宮前6-18-11 明治ビル4F
撮影/玉置順子(t.cube) メイク/杉山えみ 取材・原文/伊熊奈美 斉藤裕子