マスクをつけての生活が日常となり、眉の印象はますます重要に! 上半顔で勝負する今、OurAge世代の美人眉・改造プランをご紹介します。
教えていただいたのは
広瀬あつこさん
Atsuko Hirose
ヘア&メイクアップアーティスト。大人の女性をハッピーに輝かせるメイクテクニックが評判。著書に『スマイルメイク -5歳で引き寄せ力UP! 』(世界文化社)
薄くて、まばらな大人の素眉。生えないゾーンも
かつて、そして今も、眉を抜き続け、眉の下側や眉頭の上側に毛が生えてこなくなっている人は多いはず。今まで描いていなかったこの無毛ゾーンにも大胆に描いていくのが、新しい眉のポイントです。
使うのはこの3点
新しい美人眉を手に入れる近道は、ブラウンのアイブロウペンシル、アイブロウパウダー、アイブロウマスカラの3点を使うこと。慣れていない新しい眉に改造するには、1アイテムで仕上げようとするより、次回から紹介する手順通り、3アイテムを使い分けるほうが手間がかからず、失敗しません。
1眉頭 眉間は離れぎみにして優しげに
眉頭は鼻の穴の中心の延長線上。眉頭から黒目までの範囲(点線で示したゾーン)を淡く仕上げると、マスクをしていても優しげな表情に。
2太さ その人本来の太さが好印象
黒目の内側の延長線上は、毛が密に生えていて、本来の太さを保っている部分。この太さで全体を仕上げると、顔から浮かず、美人に見えます。
3眉山 くっきりさせずぼかしてなだらかに
眉山はカクッとさせず、ぼかしてなだらかに。メイク中は物足りなく感じるかもしれませんが、マスクをすると「角が取れた」表情がしっくり。
4眉尻 短すぎず長すぎない眉がマスクと好相性
眉尻は、口角と目尻を結んだ延長線上で、眉頭の下辺からのラインにぶつかるポイントが正解。マスクの上のラインとのバランスがよく見えます。
温かみのある「微笑み眉」に
太くなだらかな直線眉になっただけで、微笑んでいるような表情に。眉と目が近づき、上まぶたの面積が狭くなると若々しい印象に激変します。
撮影/玉置順子(t.cube)<人物> 久々江 満<物> ヘア&メイク/広瀬あつこ モデル/竹中友紀子 スタイリスト/程野祐子 構成・原文/小田ユイコ