マスクを付けていると普段より老けて見えがちと感じる人も多いとか。マイナス5歳見えを目指す、長井かおりさん流の目元メイクとは?
●教えていただいたのは
ヘア&メイクアップアーティスト
長井かおりさん
Kaori Nagai
誰にでも真似できる簡単なテクニックで、大人の女性のキレイを引き出すメイクが評判。多くのメディアでメイク指南を行っている
オレンジのアイシャドウでアイメイクに意識革命を
マスクをした状態だと、メイクをするとかえって老け見えすると感じている人は多いはず。
「その原因は、アイメイクが昔と同じままだから! チークやリップ込みでトータルに見たときはバランスがよかった定番アイメイクも、マスク着用で目元だけになると暗い印象になってしまいがちです」(長井かおりさん)。
アワエイジ世代が愛用してきたブラウンのアイシャドウ、黒いマスカラやアイラインが老け見えを誘っているといいます。
「マイナス5歳見えのカギはアイメイクを変えること! ポイントは、アイシャドウにぬくもりを感じさせる暖色を。そして目元をパッチリさせながらも『抜け感』を忘れないこと」。
暖色を基調とした頑張りすぎない目元はトレンドでもあるので、おしゃれ度も抜群。これを機に定番アイメイクを卒業して、新しい美人顔を手に入れましょう。
まだまだ続くwithコロナ生活。
老け印象にならないアイメイクのポイントは?
●マスクをするとこんな印象!
●目指すメイクはコレ!
Point 1
頰と唇が見えない分、目元に血色感を!
若見えの秘訣は血色感! マスクでチークとリップが見えない分、暖色のアイシャドウで血色感をアピール。暖色の中でもオレンジなら肌から浮かず、大人でも無理なく取り入れられます。
Point 2
くすみはあえて生かして目ヂカラに。お疲れぐまはカバー
マスクとのコントラストで、目立ちやすい目の下の影。やみくもに消そうとせず、涙袋のくすみはアイシャドウ代わりに生かし、パッチリ目に活用! カバーするのはくまだけ、が正解。
Point 3
きつく見える黒マスカラ、黒アイラインはご法度
黒マスカラ、黒アイラインはマスクをしていると攻めすぎの印象できつく見えがち。ノーカラーマスカラやブラウンのアイラインを駆使して、優しげでくっきりとしたまなざしに!
Point 4
目元のシミ、シワ、たるみは「ズルい手」で隠す
マスクでより際立つ頰や目元のシミ、目の下&目尻のシワ、上下まぶたのたるみ。これらをカムフラージュするのもアイメイクの一環。大人はちょっとズルい手で若見えをゲット。
※次回は、若見えにベストなアイシャドウの色あいや塗り方を教わります。
撮影/天日恵美子<モデル> ヘア&メイク/長井かおり モデル/樹神 スタイリスト/程野祐子<服> 取材・原文/小田ユイコ