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素敵女医アンケート「目&目まわりで気になる症状の第1位は老眼」/前篇

誰でも年齢とともに、目の不調やたるみなど目まわりの悩みが増えていきます。それでは、素敵女医の皆さんはどんなケアをしているのでしょう? プロならではの対策とこだわりに、参考になることがいっぱい! 今回からシリーズでご紹介します。

 

 

 

気になる症状の1位は
老眼による見えづらさ

目と目まわりのケアについて女医の皆さんに伺ったところ、54%の人が気になる症状として挙げていたのが「老眼で近くが見づらいこと」でした。現時点では、老眼鏡(リーディンググラス)を愛用している人はごく一部でしたが、なかには度数を調整した近視用コンタクトレンズ、メガネ、老眼鏡を併用している人も。

 

「老眼、眼精疲労、飛蚊症の症状があります。飛蚊症は10代後半からあり、左目の網膜下方に網膜格子状変性を指摘されています。また眼精疲労対策にアスタキサンチン、加齢黄斑変性予防のためにビタミンA・C・Eと亜鉛のサプリメントをとっています」(東京慈恵会医科大学眼科学教室・鳥飼こずえ先生)

 

ほかに上位に挙がったのは「眼精疲労」「まぶたのたるみ(眼瞼下垂)」「まつ毛の減少」など。

「20代の頃、花粉症によるかゆみで右目をこすっていたら、外側のまつ毛が薄くなってしまいました。今は目をこすらないよう気をつけています。まつ毛美容液は効き目がありますが、白目が充血し、目の周囲も赤くなりやすいので、毎日は使えません」(常喜医院・常喜眞理先生)

 

目まわりのたるみ対策については、「マッサージをするのがよい」「触るとたるむ」と意見が真っ二つに。今回のアンケートでは「できるだけ触らない・こすらない派」が優位という結果になりました。

目&目まわり最強ケア術 目のトラブルデータ

トラブルTOP10は上のような結果になりました。眼科検診を受けるペースについての回答は、約40%の人が「年に1~3回」でした。意外だったのは、26%の人が「受けていない」と答えたこと。皆さん、よほどの不調がないと、眼科での検査は受けていないようです。

目&目まわり最強ケア術 サングラス

サプリメントなど、内側からのケアのほかに、サングラスやブルーライトカットメガネで目を守っている人が多数

 

 

 

次のページでもアンケート結果をご紹介!

45歳以上の女性医師
75人にアンケート!
まつ毛美容液を使っている

YES…68% 

 

ダントツ支持は
グラッシュビスタ

なんと68%の人が使っているまつ毛美容液。なかでも圧倒的に人気だったのが、アラガン社の「グラッシュビスタ」です。医師の診察が必要な外用薬であり、上まつ毛の根元にだけ塗る、量や回数を規定より増やしてはいけないなど、さまざまな注意点があります。

「グラッシュビスタをまつ毛の根元に塗ると、まつ毛が太く、長くなります。ただし広範囲に塗ると色素沈着を起こすので、皮膚を保護する目的も兼ねて先に美白剤を塗ってからグラッシュビスタを塗るなど工夫しています」(千春皮フ科クリニック・渡邊千春先生)

使用中、黒目の色が濃くなる、目のまわりが赤くなる、目がかゆい、まぶたがくぼむなどの症状が出たら、すぐに医師に相談を。

目&目まわり最強ケア術 グラッシュビスタ

上まつ毛の長さ、太さ、濃さを改善する、まつ毛貧毛症治療薬。医師の診察が必要な医薬品。

グラッシュビスタ(約1カ月分)¥15,000/千春皮フ科クリニック

 

 

目のたるみ取りには
マシンも大人気!

マシンでのケアを習慣にしている人の中で多かったのはレーザー治療。次が、エンディメッドやサーマクール、ペレヴェなどの高周波(RF・ラジオ波)治療という結果に。

「たるみ対策として、皮膚に穴をあけない・削らないノンアブレーティブ(メスを使わない)なフラクショナルレーザーをかけています。月に1回が理想ですが、3カ月おきくらいの頻度で。目の開きがラクになり、小ジワが目立たなくなります」(石井クリニック・M&Mスキンケアクリニック・今野みどり先生)

目&目まわり最強ケア術 マシン

[左] 高周波で皮下組織までエネルギーを届かせ、表皮を傷つけることなくコラーゲンの収縮を促すペレヴェ。痛みもダウンタイムもなし。たるみを防ぎ、ハリのあるきめ細かい肌に。

 

[右] 高周波のたるみ治療機器サーマクール。目元専用のチップを使用する施術「サーマアイ」は、表皮を冷却しながら目のまわりの皮膚を引き締めます。

 

 

 

次は今回ご協力いただいた素敵女医をご紹介します。

What’s S-Joy?

 

S-Joyとは、素敵女医(SUTEKI JOI)からのネーミング。Over-45のMyAge/OurAge世代で、若々しくイキイキと輝いている女性医師たちに、ずっと美しく健康で過ごす秘訣を伝授してもらうシリーズです。美容皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、幅広い科の先生方の専門知識を生かしたアドバイスや、ご本人が実践していることをお伝えします。

 

目&目まわり最強ケア術 素敵女医データ

 

 

New S-Joy

新しいメンバーのご紹介です。

目&目まわり最強ケア術 大野由実先生

大野由実さん

Yumi Ohno

 

53歳・形成外科
学芸大駅前整形・形成外科

 

目まわりは優しくメイクオフ。強いクレンジング剤だと皮脂が奪われ乾燥肌に。あとはしっかり水分・栄養補給、アイクリームを。疲れたらホットタオルで温め軽くマッサージし、血行改善。ルミガンでまつ毛育毛。シワは深くなる前にボトックスを

 

 

目&目まわり最強ケア術 上田章子先生

上田章子さん

Akiko Ueda

 

47歳・眼科
第2上田クリニック

 

目まわりのケアはいじりすぎないことです。エンビロンのCクエンスアイジェルはサラッとしているのにハリを感じます。つけ方は触れるか触れないかくらいのタッチで。目がかゆいときも極力我慢、必要なとき点眼薬をさす程度に

 

 

 

 

次回も目&目まわりで気になる症状のアンケート結果をご紹介します。

 

 

 

 

撮影/鈴木正美(studio orange) 森山竜男〈鼎談〉 取材・原文/上田恵子

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