皮膚科医として、いつも的確に興味深い情報を教えてくださる渡辺先生。ご自身が実践していることは、とても参考になります。「これいいですよ」「私はこうしてますよ」って、本当に説得力があって、わかりやすく教えてくださるので、いつも相談しちゃうくみくみです。お子さん4人も育てているとは思えない、いつも素敵な先生です。
では、そんな先生のしてること、ご紹介しちゃいます~!!
美容皮膚科学会ほぼ皆勤皮膚科医が、
今とこれからのためにしていること&最新情報
今「肌再生医療」に興味津々です!
これからの季節、肌トラブルを防ぐには、紫外線から肌をガードすることが基本になります。外出する際に帽子や日傘、サングラスなどを身につけるのはもちろん、日焼け止めを塗るのも忘れずに。さらに飲む日焼け止め「ヘリオケア」の服用で外と内の両方から、しっかり肌を守ることができます。
美容皮膚科で施術を受けるのも有効です。くすみで悩んでいる人には新陳代謝を高める「ハイドラフェイシャル」、シミを改善してハリのある肌を目指す人には「フォトブライトフェイシャル」、たるみが気になる人には「サーマクール」と「スキンタイト」の、ラジオ波と赤外線のコンビで行う治療がおすすめです。
そして最近注目しているのが「肌再生医療」。これは自分の肌細胞を増殖して、肌に注入する治療法です。自分の細胞なので安心ですし、何より究極のオーダーメイド美容液であるところが興味深いです。自己血漿(けっしょう)療法のPRP療法と比べると、まだまだ一般的ではありませんが、今後の動きを見守りたいと思います。
新しいことに積極的にチャレンジしています
日々のお手入れでは、クリニックオリジナルのプラセンタローションとクリームを、エムディアの化粧水とパックとともに愛用中。アンチエイジング効果が高い、頼れるアイテムです。また、私はアトピー性皮膚炎なので、寝具にはマニフレックスのシーツとケットを。刺激が少なく、熟睡できます。
ほかに日頃から心がけているのは、新しいことに積極的にチャレンジすること。昨冬も子どもたちと生まれて初めてスノーボードに挑戦したり、英語を勉強し直してクリニックのサイトを英語で作ったり。人生の後半は今をどう過ごすかで変わってきます。10年後、20年後に差が出るので、1駅分歩いたりといった小さなことも続けています。
撮影/板野賢治 ヘア&メイク/田中陽子(roraima) 取材・原文/上田恵子