お肌だけじゃないんです。唇も夏に老けるのです・・・( ;∀;)
梅雨明けしてからの、猛暑、天候不順。過酷な環境のジャパン。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。美容系の話題は、ダイエット、はたまた、日焼け対策、夏に老けるお肌等・・・・。
口もとへの関心、薄っ・・・。
でもね。ここで、提言します。
ズバリ❣ 唇も夏に老けます。
何故か?
理由は、冷房などの空調による乾燥と紫外線が主な原因。
そして、もうひとつは、リップメイクの落とし残し汚れも唇の荒れや乾燥の原因を作ってしまいます。
ちょうど一年前に、唇のコラムを書きましたが、唇のためにしてはいけない3つのルール。思い出してみましょう。
NМKの法則ですよ。
唇は、舐めない(N)剥かない(М)こすらない(K)でございます。
唇は皮膚のように皮脂腺がなく、水分を保持する角質層が薄くて荒れやすいデリケートゾーン。でも、毎日飲食、メイク、ゴシゴシと拭く、乾くと舐める、皮がむけたらば汚れた指先でむく・・・。
唇、頑張ってますね(涙)。
それでも、健気な唇。お肌より短いターンオーバー(約5日)で、なんとか乗り切ってくれてます。
しかし、この真夏の強烈な紫外線は唇を日焼けさせます。お肌には気をつけていても、唇、見逃してませんか?
唇も日焼けから守ろう
唇は、いつの間にか日焼け、します。アウトドアでの飲食や、レジャーでも唇は意外と無防備ですね。
で、日焼けして、乾燥がひどくなると唇をなめて改善する癖がつきます。
唾液の刺激と唾液の蒸発でさらに水分が蒸発すると、ますます乾燥します。皮脂膜がない無防備な唇は乾燥にとても弱いので、口唇炎や感染症を引き寄せてしまうこともあるのです。
アウトドアやレジャーを楽しむ前に、唇も日焼け対策を。
わたしは、ココアバター(カカオバター)が配合されたリップクリームを小まめに塗ります。
ココアバターは火傷や炎症を抑える効果とともに、日焼けから守る役目もあるのです。チョコレートの香りもなんだか嬉しい気分になるので、オススメです。
唇のエステって!? どう変わる?
人気が出て来た、唇のエステ
歯科の治療を受けている患者さん、唇を広げる際に口角を痛めたり、唇の乾燥も悩みの種だったりすることがありまして、私のクリニックは唇のエステを2年前から導入しています。
最初は、反響もそれほどではなかったのですが、今は効果が目に見えてわかるので大好評になりました。
友人に、リップエステ(リップるん)と命名してもらい、本当にリップがぷるん?とするだけでなく、保湿効果も継続して、唇が瑞々しくなります。ホントよ❣
施術はシンプルで、歯の汚れをオフしてから、唇の汚れを丁寧に落とします。
ここで、使うのは精製水をたっぷり含んだ柔らかなコットン。唇専用のクレンジングジェルを馴染ませながら、水分を含むコットンでゴシゴシとこすらずに唇の表面をふき取ると、かなりのメイク汚れが落ちてきます。
以前、一週間前に塗った口紅の汚れが取れてきた患者さんもいました。お肌は柔らかなもので拭くのに、唇はついつい見落としてしまいがち。だから、メイクの汚れが残ったままに・・・。
最近では、テイントタイプの落ちにくいリップメイクが流行ってますから、その状態が続くと、刺激になって唇が荒れたり、色素沈着を引き寄せることも多々あります。
濃いメイクをしたら、唇も水分を含む柔らかなコットンで優しくオフすることが、大事です。
汚れを取り去ることで、唇本来の赤みやハリ感がでてきますね。正しい方法で、汚れを取ることって、キレイへの一番の近道だと思います。
リップるんは、唇専用の美容液をマシーンを使ってイオン導入していきます。
唇がかなりふっくらとして、上唇部の山の輪郭もキレイに再現しますので、若見え効果がバッチリです❣
保湿もしっかりとしますので、荒れにくい唇になります。但し、口唇炎やヘルペスなど炎症がある場所は見合わせます。
これ、私のリップるん施術前と後の唇です。しっかりと保湿され、輪郭もクリアに。唇本来の赤みを取り戻すと、若見え効果も期待できます。口角もアップします。
さて、次は旬の色を探しに・・・・街へ。
オトナのツヤ唇。見つけに行きました!
さて、先日、旬の色と、ツヤ感を求めてコスメキッチン表参道店に行きました。
ここで出会ったのは、to/one(トーン)。
to/oneのリップグロスには、シワやたるみを改善する効果が期待できるビタミンEを含有するモロッコのウチワサボテンオイルが含まれているのが特徴。
保湿効果が高く、唇にのせると、少量でもスッと馴染み、無理な力を入れずにグロスを付けることが出来ます。
オイルがサラッとしつこくないのも心地よい感じ。
スキンケアだけではなく、メイクアップグッズもかなりの充実。
中でも注目したのは、ペタルエッセンスグロス。肌や個性のトーンに合わせてカラーをチョイスする提案のコンセプトに基づく瑞々しい色使いと、豊かなバリエーション。その華やかさに目を奪われます。
今年は気象も激しく、私たちのカラダのみならず、口もとや唇も紫外線や乾燥のリスクにさらされていますね。
デリケートな粘膜の一部の唇。
N 舐めない、М 剥かない、K こすらないの
NМKの法則を思い出してみて❣
唇をリスクから守りながら、唇の美容を楽しんでくださいね?
唇が美しいと、自然と口角も上がりますから、ナチュラルに顔がリフトアップします。
さあ、真夏も、ご機嫌な口もとと唇に❣
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★石井さとこ先生のクリニックは、 ホワイトホワイト(恵比寿店、ルミネ新宿店、ルミネ有楽町店)