眼瞼下垂 【手術する派】
まぶたに重く脂肪がついている人や、下垂が顕著な人が選ぶ眼瞼下垂手術。
切った人・切らなかった人それぞれの素敵女医に体験談を聞きました。
今回は、切開を伴う手術を受けた、小村十樹子先生の体験談をご紹介します。
小村十樹子さん Tokiko Komura
手術を受けない理由が見つからない!(小村十樹子先生)
小村十樹子先生が、切開を伴う眼瞼下垂の手術を受けたのは7年前。自覚症状として、目が小さくなった、まぶたのたるみが気になる、アイメイクがしにくい、目を開けにくい、目を見開くと額にシワが寄る、肩コリがひどく頭痛がする、などがありました。
「35 歳頃からたるみを引き上げるマシンを定期的に使い、それなりに予防はできていましたが、もともとまぶたの脂肪が多く、加齢とともにぽってりと重くなってきたのも気になっていたのです。コンタクトレンズのつけ外しもよくないと思い、レーシックの手術も受けました」
眼瞼下垂の手術は、年末年始の休みに入る直前に。1週間後に抜糸をするまでは腫れがひどく、家の中でもサングラスをしていたのだそう。
「抜糸後は、内出血をブルーのアイシャドウでごまかしながら仕事をしていましたが、スタッフに『近くで見てもわからない』と言われる程度のもの。痛みは特になかったです」
手術後は、目が開くようになって額のシワが消え、肩コリと頭痛が軽減。アイメイクも楽になった、と小村先生。メンテナンスとして、マシンでの引き締めも続けています。
「眼瞼下垂で悩んでいる人は、ダウンタイムの時間さえとれるなら、絶対に手術を受けるべき。むしろ受けない理由が見つからない。それくらい私にとってはよいものでした。切るのが怖い人は、糸で縫い止めるだけの"切らない眼瞼下垂手術"でもいいと思います。ただ、やはり時間がたつにつれ、左右差は出てきてしまう。今はこのアンバランスを直すべく、修正手術を考え中。幸い、現在当院にオペをしに来てくれている医師の腕が非常によく、患者さんからも絶大な支持を受けているので、彼にお願いするつもりです」
「まぶたが重く、眠そうだった目がぱっちりと大きく開くように。また、5年ほど前からまぶたのたるみ対策として、こめかみと目尻にヒアルロン酸注入を。年に1回のペースですが、まぶたが少し引き上がります」
「今までは眉の上に下記のマシンを照射して引き上げていましたが、現在はまぶたにも当てられるサーミスムースを使用。2年前から月に1回のペースで」
次回は、埋没法と挙筋前転術、それぞれの術を受けた2人の素敵女医の体験談をご紹介します。
撮影/玉置順子(t.cube) イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵