前回のアンケートでは、かかと、顔、目、髪・脚の順で乾燥が気になる箇所としてあがってきました。それでは女医の皆さんは、乾燥対策に何を使っているのでしょう? 部位別に乾燥対策愛用アイテムご紹介します。
顔
美容皮膚科医開発のものやレチノール配合など、特色のあるものを選ぶ人も。
津田攝子さん Setsuko Tuda
59歳 皮膚科 津田クリニック
「日頃から青魚、納豆、赤身肉、オリーブオイルなどを積極的にとっています」
1 ドクター津田コスメラボのスキンバリアクリーム。加齢やストレスで皮膚成分が減少する「皮膚痩せ」を防ぎ、肌密度アップ効果が期待できます。
2 スキンバリアバーム。現代女性の肌に欠乏しがちなビタミン、ミネラルを補給できるバーム。ともに老化、敏感化による皮膚のざらつき、赤み、かゆみをケアします(津田)
石井美夏さん Mika Ishii
59歳 形成外科・美容外科 美夏クリニック
「ここ2年、ドライアイが悪化。まめにジクアス点眼薬をさして対応しています」
1・2 プラスリストアのナノHQクリーム。肌を整える成分のハイドロキノン1.9%、抗酸化作用の高いフラーレンを配合した、クリニック専売品。4を使用する際に併用することが多いです。
3 エンビロンのモイスチャージェル2。エンビロン製品は、整肌成分のビタミンAの配合レベルに応じて数字が上がっていきます。普段はこのジェルを洗顔後に使用しています。
4 エンビロンのA-ブースト2。シミが気になるときや肌の若返りを図りたいときに、3のジェルと一緒にレベル2か3を使っています。ビタミンAのレチノールやビタミンA誘導体は、塗布中に乾燥を感じることがあるものの、結果的に肌をタフにしてくれます。皮膚が健やかでスムーズになるため、肌トラブルの改善には非常に効果があると思います。
5 美白効果が期待できるルミキシル。こちらも4を使用する際に併用しています(石井)
次回は、素敵女医愛用のかかと、唇のケア商品をご紹介します。
撮影/横山翔平(t.cube) 取材・原文/上田恵子