老眼対策・ケア編
慶田朋子さん Tomoko Keida
45歳 美容皮膚科 銀座ケイスキンクリニック
「目を酷使する仕事なので、目の検査は年に一度受けています」
抗酸化力の高いサプリでパソコン作業の疲れを軽減
「現在は、近視、ドライアイ、軽度の飛蚊症、夜になるとメールの小さな文字が見づらいなどの症状があります。なかでも飛蚊症は、これといった対策がないと言われたので、定期的に目を休める、目の疲れを取る点眼薬をさすといったケアをしています」と慶田先生は言います。
サプリメントとしては、飲む日焼け止めとして知られているヘリオケアを、朝・昼1カプセルずつ摂取しているそう。
「ヘリオケアには抗酸化力の高い成分が配合されているため、目で生じる活性酸素の除去、および酸化ストレスを軽減する効果が期待できます。これを飲みはじめてから、パソコン作業をしても目が疲れにくくなりました。」
1 充血した際に使う、フルメトロン点眼液。
2 目の乾燥予防にはヒアレイン点眼液。
3 日焼け止めのイメージが強いヘリオケアですが、ファーンブロック、ルテイン、リコピンなど、抗酸化力の高い成分が配合されているため、目の健康維持にも有効です
「また1年前に、自費診療で下涙点にヒアルロン酸を注入する処置を受けました。4~5カ月調子がよかったので、また受けたいです」
眼精疲労対策には、目のまわりのツボ押しを(下図参照)。
仕事の合間に鏡を見ながら押しています。
眉頭の内側・攅竹、眉毛の中央で黒目の真上・魚腰、眉尻と目尻の間・太陽、目の中央の真下・承泣、目頭と鼻の付け根の間・晴明が目のツボです。
「リーディンググラスは、まだ必要がないので作っていません。時期が来たら、眼科を受診してから作ろうと思っています」
イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵子