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UV対策になる食べ物とは?/素敵女医のUV対策⑬

毎日の食事で、内側から抗酸化力を高めていくことも重要です。

 

 

 

Q.UV対策を意識して、食生活で気をつけていることは?

 

A.抗酸化力の高い野菜類や果物を毎日食べています

抗酸化力の高い野菜類や果物を毎日食べています。常備野菜として、トマト、パプリカ、小松菜、ブロッコリー、オクラ、にんじんなどを固ゆでかスライスし、素材別に保存。調理して2~4日で食べきります。また「カカオポリフェノールには紫外線防御効果がある」という知見があり、もともと脳や血管のために食べていた高カカオチョコを、より意識して食べています。

 

慶田朋子さん 45歳

美容皮膚科 銀座ケイスキンクリニック

 

 

A.良質なタンパク質を含んだ食事を心がけて

大豆製品、肉、魚、卵など、良質なタンパク質(天然保湿因子の材料のアミノ酸を保持)を含んだ食事を心がけています。また皮膚や粘膜の潤い保持に有効なビタミンAは、レバー、ウナギ、緑黄色野菜などで。ほかに細胞膜やセラミドの材料となるオメガ3、ターンオーバーを助けるビタミンB1・B2、活性酸素を除去するビタミンCなどもバランスよく。

 

渡邊千春さん 52歳

皮膚科・美容皮膚科  千春皮フ科クリニック

 

UV対策に効果的なのは、ブロッコリーやキャベツ、大根などのアブラナ科の野菜、卵や肉などのタンパク質、チーズや落花生、アーモンドなどの亜鉛を含むものといわれています

 

 

 

A.ビタミンD3を含んだ食品を積極的に

紫外線を防ぐことで、皮膚でのビタミンDの合成量が低下します。特にビタミンD3は骨を健康に保つほか、最近の研究で大腸の悪性腫瘍、乳がん、動脈硬化の予防とも関係があるといわれる成分。イワシ、カツオ、鮭などの魚介類、卵の黄身やバターなどからバランスよくとることが大切です。食事だけでは難しい場合は、サプリメントで補充してもいいですね。

 

飛田砂織さん 49歳

美容皮膚科・抗加齢医学

クリニックシュアー銀座

 

 

イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵子

 

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