宝田恭子さん指導による口元筋トレ。
目と舌回しエクササイズにつづいて、ほうれい線をのばしてくれるエクササイズを2つ紹介します。
口輪筋を鍛える 歯ブラシエクササイズ
歯ブラシを使って、頰の内側からほうれい線を伸ばすエクササイズです。
血行がよくなり、顔のむくみもすっきり取れます。
きちんと歯磨きをしたあと、口の中が潤っている状態で。
1.歯磨きのあとに歯ブラシをくわえて、
息を吸い込みます。
頰全体に力を入れて、8秒キープしましょう。
2.歯ブラシの背を頰の内側に当てて、
頰をゆっくりと押し伸ばします。
内側をまんべんなく伸ばすつもりで。
3.頰の内側を8秒カウントしながら、
じわりじわりと伸ばしていきます。
反対側の頰も同じように伸ばしましょう。
1~3を3セット繰り返します。
シワをリセット アイロンがけエクササイズ
頰をふくらませて口輪筋を刺激し、
たるみやほうれい線が深くなるのを防ぎましょう。
童謡の「かたつむり」の歌を思い浮かべながら、
リズミカルに行います。
1.「でん」「でん」「むし」「むし」「かた」「つむ」「り」「-」と、
右頰を8回ふくらませます。
2.「おま」「えの」「あた」「まは」「どこ」「にあ」「る」「-」と、
左頰を8回ふくらませます。
3.「つのだせ」で、上の歯茎と上唇の間を
ふくらませます。
4.「やりだせ」で、下の歯茎と下唇の間を
ふくらませます。
5.「あたまだせ」で目を見開き、
口全体を大きく、思いきりふくらませます。
頰をふくらませたときに、
首の横に浮き上がる胸鎖乳突筋が
動いていればOKです。
ほうれい線に効果があるだけでなく、
全身のためにも重要な口元筋トレ。
簡単にできるものばかりなので、
ぜひ、日常に取り入れていきたいですね!
DATA
宝田歯科医院
取材・原文/上田恵子