毎日の栄養補助やエイジングケアのためのサプリメント(健康補助食品)、
なんとなく飲んでいるけど、それが本当に必要なのか? まちがっていないか? など
不安を感じている人も多いはず!
そこで専門知識豊富な〝素敵女医〞=S-Joy57人に、サプリとのつき合い方を徹底調査しました!
57人の素敵女医データ(45~61歳)
美容皮膚科 13 人
産婦人科・婦人科 8人
歯科 7人
眼科 5人
形成外科 4人
皮膚科 4人
内科 4人
精神科 3人
整形外科 2人
美容外科 2人
麻酔科 2人
乳腺科 1人
耳鼻咽喉科 1人
泌尿器科 1人
Q1
サプリを日常生活でとっていますか?
90%近くが摂取していると回答。
摂取する理由は「現代人は食事だけでは健康を維持し続ける十分な栄養素をまかなえない」
(柴田知里さん・健康サポートステーション「GRACE」)など。
一方で摂取していない理由は「今まで人類が
食事でとり得なかった大量の栄養素を
継続的に体に入れることへの安全性に疑問がある」
(奥田弘美さん・銀座スキンクリニック)など。
Q2
日常生活でサプリをとっている方は何種類ぐらい摂取していますか?
1~20種類と幅がありますが、平均的には3~5種類といったところ。
最も多かったのはマルチビタミンほか、各種ビタミン類。
アスタキサンチンやヘム鉄なども目立ちました。
サプリのベスト10は次回ご紹介します。
ほかに、お酒を飲む前やランニングの前後など、
状況に応じて飲み分けている人も多く見られました。
(つづく)
What’s S-Joy ?
S-Joyとは素敵女医(SUTEKI JOI)からのネーミング。
Over-45のOurAge世代で若々しくイキイキ輝いている女性医師に、
ずっと美しく健康で過ごす秘訣を伝授してもらうシリーズです。
美容皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、
幅広い科の先生方の専門知識を生かしたアドバイスやご本人が実践していることをお伝えします。
New S-Joy
今回の企画から新たに参加してくれた7名の素敵女医です。
田中亜希子さん
45歳・美容外科・美容皮膚科
あきこクリニック
以前からOurAgeにもご協力いただいている田中先生。
45歳になりS-Joyにも仲間入り!
「プラセンタは美肌・美白・肝機能や免疫力増進、
飲みすぎた翌日には多くとります」
野本恵子さん
52歳・歯科・美容歯科
のもとデンタルクリニック
善玉菌を増やし腸の健康を保つ
プロバイオティクスなど6種を摂取。
「ドライマウスは歯周病にもよくないので、
スマイルハニーというジェルを
唾液分量の低下する夜間、保湿にぜひ」
杉本由佳さん
57歳・眼科
中目黒眼科
「成長ホルモンのHCGや、ユーグレナーという
59の栄養素を含むサプリなどを飲んでいます。
ちなみにまつ毛エクステの障害が増えています。
サロンを選んで、最初は60本くらいからに」
窪田美幸さん
57歳・眼科
三軒茶屋眼科
「H.G.Hは成長ホルモンを促すサプリ、
疲れにくく肌の調子にもいいです。
髪が気になるときはパントガー。
ブルーベリー系サプリは、仕事で集中的に目を使う少し前に飲んでいます」
霜田里絵さん
50歳・神経内科
銀座内科・神経内科クリニック
「毎日とっているのは、マルチビタミンUPX、ビタミンC、
ピクノジェノール、薔薇プラセンタ、トランスレスベラトロール。
ストレスが多いときにはビタミンCをまめにとるといいですよ」
飛嶋佐斗子さん
47歳・美容外科・美容皮膚科
ロココ美容外科
「活性酸素には、水素サプリメントと水素入浴剤を。
基礎代謝に不安を感じたら、ミトコンドリアブースター。
ベジタブルバイオティクスは植物性の乳酸菌で、
朝すっきりです」
飛田砂織さん
45歳・美容皮膚科・抗加齢医学
健康院クリニック
「クリニックではファンケルとの提携による、
医薬品とサプリ成分の飲み合わせが検索できる
システムを使用中。
私生活ではお酒を飲むとき酵素プレミアーゼ、
運動するときBCAAゼリーを」
撮影/ケビン・チャン〈物〉
取材・原文/山村浩子