こんにちは。
青山エルクリニック院長の杉野宏子です。今月から、体の中からきれいでいるための、アンチエイジングフードを中心とした糖質制限など食の様々なお話を、自分の体験を交えてしていきたいと思います。
私の専門は美容外科・美容皮膚科・形成外科ですので、日々女性の外見を美しくするために様々な治療に携わっています。
特に皮膚を切らずにお顔の見た目を美しく若返らせる「アンチエイジング治療」に力を入れています。専門医として「どこをどのようにしたらタルミやシワが目立たなくなり見た目が若々しくなるのか」について日々考え、様々な治療を実践しております。
しかし外からの治療だけではやはり限界があるのです。身体の中からも若さを保たなければ本当の美しさにはたどり着けないと思い至り、栄養セラピーを開始し、アンチエイジングフードを摂取する大切さを広める活動をするようになりました。
自分自身も糖質制限食を実践しながら、その一環として、朝のアンチエイジングジュース作りを続けています。
なぜ私が糖質制限食とアンチエイジングフード摂取を自ら始めたのか?については、まず私自身がどのように変わったかを見ていただけますか?
これが2010年のプロフィール写真です。
そしてこちらがMyAge 2014Summer号に掲載していただいた写真です。
一目瞭然ですね。自分で言うのも何ですが、今の方が元気で若々しく見えます。
まず体重が7キロ以上減ったのです。カロリー計算なし、特別な運動なしで、お腹いっぱい食べることができて体重はどんどん減っていくなんて、自分でも最初は信じられませんでした。
また肌の調子がいいねと言われることが多くなりました。元気で活動的になったので、お仕事も楽しくなってきました。年齢的に仕方ないと思っていた抜け毛もストップ。持病の喘息や潰瘍性大腸炎の症状も徐々に収まってきました。
もっとも顕著に表れた変化は、食後の反応性低血糖症状がなくなったことです。以前は比較的カロリーの低い昼食としてうどん1杯を食べることがよくありました。その後3,4時間経つと脱力感や冷汗、手足の震えなどの低血糖症状が出ることが時々ありました。血糖値を上げるために急いでお菓子を食べて、回復するまでの30分間位は全く仕事ができなくなりました。単にお腹がすきすぎて低血糖になったのだろうと思っていましたが、実は反応性低血糖で糖尿病予備軍の症状だったのです。
糖質を一度に多量に摂取すると、急激に血糖値が上昇します。血糖値を下げるために膵臓からインスリンが大量に放出され、かえって空腹時血糖値より低い値になってしまいます。それが糖質制限食を続けていると、一切低血糖症状が出なくなり、昼食後眠くなったり猛烈な空腹感に襲われることもなく、楽に過ごせるようになりました。
糖質制限の効果を、自分ではっきり実感したのです。
次に、なぜ私がアンチエイジングフードに興味を持ったか、きっかけとなったのは、他にも自分の不調があまりに続いたからでした。そこから、アンチエイジング医学とどうやって出会って、どう不調を脱却できたのかについてのお話を、毎日作っているスムージーレシピとともに、ご紹介していきたいと思います。どうぞよろしく御願いいたします!
青山エルクリニック
「外からも、内からも美しく」を目指し、最新の美容器機とテクニックを使った外からのアプローチをはじめ、食事療法やサプリメント療法、運動療法などの指導で、体の中からもサポート。リフトアップ外来、スキンケア外来、再生医療外来などを設け、美と健康を総合的にバックアップ。
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