OurAge世代の多くがぶつかる更年期問題。
素敵女医※たちはほぼすべてが、何かしらの対策を講じているようです。
医療のプロは、更年期を乗りきるためにどんなことを実践しているのか、詳しく聞きました。
Q1
ホルモンバランスの検査を受けたことがありますか?
検査を受けていない人のほうが多いという結果が。
「症状がないのなら、
無理に不調を見つけ出す必要はありません」
(マノメディカルクリニック・まのえいこ先生)
という意見も。
Q2
更年期の症状はありますか?
皆さん、日頃からさまざまな対策をとっているせいか、
半数以上の人が現在気になる症状はないと答えています。
やはり何事も、早めに対処することが
大切なのかもしれません。
Q3
自覚している人の症状ベスト10
(複数回答)
1位 肩コリ、腰痛、関節痛、手足の痛み 76%
2位 疲れやすい 52%
3位 汗をかきやすい 50%
4位 腰や手足が冷えやすい 48%
5位 怒りやすく、すぐイライラする 46%
5位 くよくよしたり、憂うつになることがある 46%
7位 寝つきが悪い、または眠りが浅い 44%
8位 息切れ、動悸がする 44%
9位 顔がほてる 32%
10位 頭痛、めまい、吐き気がよくある 24%
Q4
予防・対策として取り入れたことがあるもの
(複数回答)
1位 サプリメント 58%
2位 プラセンタ 47%
(経験者のうち多い順に、注射88%・サプリメント59%・ドリンク47%)
3位 HRT 33%
(経験者のうち多い順に、飲む50%・塗る33%・貼る25%)
4位 漢方 33%
5位 低用量ピル 17%
対策としてはサプリメントを取り入れる人が多いようです。
素敵女医の更年期にまつわるデータ、次回も続きます。
今回ご協力いただいた64人の素敵女医データ
(45~62歳)
美容皮膚科 14人
産婦人科・婦人科 9人
歯科 8人
眼科 6人
内科 6人
皮膚科 5人
形成外科 4人
精神科 3人
整形外科 2人
美容外科 2人
麻酔科 2人
乳腺科 1人
耳鼻咽喉科 1人
泌尿器科 1人
※ What’s S-Joy?
S-Joyとは、素敵女医(SUTEKI JOI)からのネーミング。
Over-45のOurAge世代で、若々しくイキイキと輝いている女性医師たちに、
ずっと美しく健康で過ごす秘訣を伝授してもらうシリーズです。
美容皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、
幅広い科の先生方の専門知識を生かしたアドバイスや、
ご本人が実践していることをお伝えします。
New S-Joy
今回の企画から新たに参加してくれた2名の素敵女医です。
中村裕恵さん Hiroe Nakamura
47歳・内科・自然療法士 トータルヒーリングセンター
「2~3カ月ごとにファスティングを実践しているほか、
フラワーエッセンス(植物の持つ波動で心身を癒す花療法)の力を活用したり、
ヨガ、アロマテラピーを習慣にしています」
板津寿美江さん Sumie Itatsu
50歳・産婦人科 みむろウイメンズクリニック
「49歳から顔のほてりと多汗を自覚。
日常的に運動(ヨガ、ウォーキング、サイクリングなど)と
エクオール含有サプリを始めたせいか、
最近は症状が治まりました」
撮影/小松勇二 取材・原文/上田恵子