食べたものが体をつくり、その体を維持するには適度な運動とストレス解消が不可欠です。今回は素敵女医の皆さんの免疫力を上げる「食・運動・心」についてご紹介します。
素敵女医の免疫力を上げる共通キーワードは「食・運動・心」
免疫力を上げるために、女医の皆さんはライフスタイル全般でのケアを心がけていました。特に多くの人が実践していたのが、腸内環境を整え、細胞修復を促す食事。乳酸菌、ビタミン類をしっかりとる人が目立ちました。
運動は、軽く汗ばむくらいのストレッチやスクワットが主流。ストレスを解消して心を豊かにする方法としては、毎日必ず笑う、映画などで感動する、何かに夢中になる、ペットに癒されるなどの回答がありました。
奥出雲の生乳を長時間発酵熟成したヨーグルト
飛田砂織さん
46歳・美容皮膚科・内科 クリニックシュアー銀座
「ヒト由来の腸内有益菌が約700億個入っているヨーグルトを毎朝。細胞の抵抗力を高めるビタミンCと亜鉛はサプリで。Aが豊富なにんじんは生で食べます」。
MIKOTO¥170/ニューミクロス
[右]Zinc15(30錠)¥2,223
[左]ビタミンC(30包)¥3,056/クリニックシュアー銀座
深い呼吸やストレッチなど、負荷が軽い運動を
「心配ごとが起きたときこそ慌てずに、とにかく一度深呼吸を。深い呼吸をすることで気持ちが落ち着き、いたずらに交感神経を高ぶらせずにすみます。メンタル面の安定は、免疫力を落とさないためにも大切です」
(歯科・丹羽祐子先生)
「免疫力を上げるため、負荷が少なく室内で簡単にできるエクササイズを毎日実践しています。ふくらはぎと大もも後面のストレッチ、つま先立ち、スクワット、広背筋の伸縮などですね」
(美容外科・美容皮膚科・形成外科・杉野宏子先生)
アニマルセラピーのひとつ、ネコのぐるぐる音
岩城佳津美さん
47歳・形成外科・皮膚科 いわきクリニック形成外科・皮フ科
「毎日40分、ネコと一緒にお昼寝をして喉がぐるぐる鳴る音を聞きます。この音を聞くと免疫力が上がる、血圧が下がる、ストレスが軽減するなどの効果が確認されています。アニマルセラピーのひとつとして、ネコの"ゴロゴロセラピー"という自然治癒法も提案されています」
次回は素敵女医の皆さんが注目の、「プラセンタ」についてご紹介します。
撮影/ケビン・チャン
スタイリスト/森ゆう子
取材・原文/上田恵子