気になる! 素敵女医イチ押し 美白・美肌アイテム
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素敵女医は 話題の「光老化」をどう考える?
外から防ぐ? 中から代謝を高める? 美白と美肌のためのテクニックをご紹介!
そして、私たちの体にさまざまな影響を与える紫外線について、素敵女医の意見を聞きました。
美白・美肌をキープするためには、外側と内側、両方からのケアが大切です。最先端テクノロジーに基づくスキンケアコスメから高機能サプリメントまで、素敵女医の皆さんはさまざまなアイテムに注目しています。
また、紫外線を長年浴び続けることで発生するシミ・シワ・たるみ。これらは「光老化」と呼ばれています。肌に悪影響を与えることで知られる紫外線ですが、実は目の疾患や、ビタミンDの生成にも深くかかわっているのです。
今回は、ドリンク剤やサプリ、スキンケア商品などの素敵女医イチ押しアイテム3点と、「光老化」対策についてのお話をご紹介します。
●素敵女医イチ押し 美白・美肌アイテム●
【マクイベリー×プラセンタドリンク】
「今いちばん気になっているドリンク。やや渋味のあるマクイベリーですが、これはアガペシロップが入っているのでおいしくいただけます。寝る前に、ミネラルスパークリングウォーターで割って飲みます」
飛田砂織さん
47歳・美容皮膚科・抗加齢医
学 クリニックシュアー銀座
【シュガースクラブ】
「北海道のてんさい糖を使った、マッサージやパックもできるシュガースクラブを愛用。肌がしっとりします」
前田佳子さん
51歳・泌尿器科
東京女子医科大学青山病院
【牡蠣肉サプリ】
「美白対策として牡蠣肉サプリをとっています。亜鉛をはじめとするミネラルは、細胞分裂に欠かせない成分です」
関口由紀さん
52歳・女性泌尿器科
LUNA 骨盤底トータルサポートクリニック
●話題の「光老化」どう考える?●
■抗酸化に有効な栄養素をとって活性酸素を除去
紫外線を浴びると、体内に活性酸素が発生します。活性酸素は、肌のシミやシワ、体の老化を促進し、さまざまな病気の原因になるとも言われているため、日常的な抗酸化(活性酸素の除去)が大切です。
抗酸化に有効な栄養素は、ビタミンA・C・E、グルタチオンなど。活性酵素の除去には亜鉛やセレン(牡蠣、レバー、青のりやごま、ウニ、シラス干しなどに多く含まれる)、ポリフェノール(日本茶、赤ワインなどに多く含まれる)を。またコラーゲンを作るためにも、動物性のタンパク質を積極的に。水素も、その強い還元力で活性酸素対策になります。
柴田知里さん
49歳・歯科
しばた歯科・矯正歯科 Grace
■ビタミンD生成のため、1日20分の日光浴を
メラニンを濃くするほか、線維芽細胞にもダメージを与え、光老化の原因となる紫外線。ですが、ビタミンDは皮膚での紫外線照射によって生成されるため、健康を保つためには太陽の光を浴びることが欠かせません。
ビタミンDには、骨の形成に欠かせない血中カルシウム濃度を高める作用のほかに、免疫作用を高めたり、さまざまな病気を予防したりする効果があります。OurAge世代はビタミンDが不足すると、骨軟化症、骨粗しょう症などの病気が引き起こされるほか、高血圧、がん、自己免疫疾患などの疾病への罹患率が上昇する可能性が指摘されています。手のひらだけでもいいので、1日20分程度の日光浴を心がけましょう。
渡邊千春さん
48歳・皮膚科・美容皮膚科
千春皮フ科クリニック
次回は、イチ押し美白・美肌アイテム&話題の「光老化」について②、素敵女医注目のコスメや「光老化」が目に与える悪影響などについてのお話をご紹介します。
撮影/ケビン・チャン スタイリスト/森ゆう子 取材・原文/上田恵子