大根は1年中ありますが、旬は晩秋から初冬。よく見る青首大根の他にもさまざまな種類があり、冬は、地域独特の在来種の大根に出会うチャンスです。
大根は、無敵料理!「大根おろし」にすれば、すぐに味わえますから、初めて見た大根にもぜひ挑戦してみてください。
大根と鶏のコクあり、豆乳スープ
さて、大根には、胃液の分泌を高め消化を促す働きや、胃腸の働きを助ける数種の消化酵素が含まれています。例えば、ジアスターゼ。でんぷん分解酵素で、消化を助け、胃酸過多、胃もたれや、胸やけなどの緩和に効果があるそうです。
辛味は一般に、根の先端に近づくほど強く、葉に近いほど優しいとされています。好みに合わせて使い分けてください。
ずっしりと重みがあり、白くきめが細かく、ハリがあるものがおすすめ。切断面をラップで密封して、冷蔵庫に立てて保存するといいですよ。
生で、炒めて、煮て、今日ご紹介するスープにもして、丸っと食べ切りましょう。
材料( 2~3人分)
鶏ひき肉 100g
大根 200g
白菜 外葉2枚(1/4に切られたものの、大根の葉でもよい)
油揚げ 1枚
豆乳 200ml
味噌 小さじ2
*水 300ml
*酒 大さじ3
*塩 小さじ1
柚子、適宜。
作り方
1.大根は皮をむき、1.5センチ角に切る。油揚げは湯で洗い、1.5センチに切る。
2.鍋に、1と*を入れて、蓋をして中火にかけ、大根が柔らかくなるまでゆでる。
3.沸いている2に、ひき肉を3、4か所に分けて入れる。(写真のように、こねずにのせるだけです。)蓋をして、1、2分加熱する。
4.鶏肉に火が入ったら、ざっくり混ぜ、白菜をちぎっていれる。豆乳、味噌を加える。ふつふつと沸いたら完成。
※鶏肉はくずしすぎない方が美味しい。
※味噌は漉さなくても大丈夫ですが、お好みで。
※お好みで、胡椒をふって、柚子を添えてどうぞ。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!