オートミール、ブームが続いていますよね?
オートミールは、燕麦やオート麦(小麦とは違うカラスムギ科のもの)を調理しやすく加工したもの。
加工の仕方で様々な形状がありますが、今回は一般的によく売られているロールド・オーツを使ってリゾットを作ります。
春野菜とシラスのオートミールリゾット
オートミール、ヨーロッパやアメリカで朝のメニューでよく見かけたな、という方が多いと思います。
ミルクなどでポリッジ(粥)にすることが多く、食感は中華がゆのようなどろっとした感じ。はちみつを添えるなど、甘くして食べることもあります。
オートミールはそのまままるっと食べる全粒穀物なので、精白した小麦粉や米などより食物繊維や、ビタミン、ミネラルが豊富。特に食物繊維は水溶性食物繊維、不溶性食物繊維ともに多く、それが手軽に食べられるのが人気の理由のようです。
ご飯をオートミールにおきかえるダイエットも人気ですよね。
前夜から牛乳に漬けておいて、朝、フルーツやヨーグルトを加えて食べるのがカンタンですが、今回は、昼ごはんに、晩ごはんに取り入れてみたいという方に向けて、入門編としてフライパンひとつでできるオートミールリゾットをご紹介します。長時間加水しないのでドロッとした感じにはなりません。また菜の花や玉ねぎの香り、シラスのうま味で、独特な匂いも気にならないように仕上げました。野菜も一緒に食べられて、満足感も高い1皿。季節ごとに野菜をおきかえていくとバリエーションも広がります。
まずは、春野菜で、作ってみて下さい。
材料(2人分)
オートミール カップ1
シラス 50g
菜の花 100g
新玉ねぎ 1/2個
ミニトマト 6個
植物油 小さじ1
牛乳 100ml
水 100ml
塩 小さじ1/2
味噌 小さじ1
ピザ用チーズ 30g
作り方
1.新玉ねぎは皮をむいて、くし形に薄切りする。菜の花は硬い茎の部分は1センチ長さに、花の部分は2、3センチに切る。トマトはヘタを取って半分に切る。シラスはさっと洗う。
2.フライパンに、植物油をひき、冷たいうちからシラスを入れて中火で炒める。
3.ぱちっと跳ねるようになったら、タマネギ、菜の花の茎の部分、トマト、塩を入れてさらに炒める。
タマネギがしんなり半透明になるまで、じっくり炒めよう。
4.オートミールと牛乳、水、味噌を加えて全体をざっくりまぜる。
5.オート―ミールが水分をすってしんなりと馴染んできたら、菜の花の花部分、チーズを加える。
全体がふつふつとわいてチーズが溶けたらできあがり。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!