南からゴーヤ-が北上してきました。いよいよ夏を感じます。
今回は、旨みたっぷりの手羽中と、火を入れるとしっとりやわらかく優しい味わいになるズッキーニを合わせました。
苦瓜(ゴーヤー)と手羽元、ズッキーニのスープ
ゴーヤーといえばあの鮮やかな緑に、苦さ。いかにも身体に効きそうですよね。
あの苦みは「モモルデシン」という栄養素によるもので、消化液の分泌を促進する働きがあるそうです。夏バテ気味で食欲がない時にぜひ。もちろん、ビタミンCもたっぷり。
緑が鮮やかでつやっとしていて、表面のいぼいぼがしっかりと密集しているのが新鮮さの目印です。中を割ったら、赤い種が?という経験もあるかもしれません。ゴーヤーは熟すと、種が赤くなります。赤い種は甘くなっていることが多く、腐敗しているわけではないので普通に食べられます。
手羽中は、最初に洗ってあげるだけでも、臭みがとれるので、ひと手間ですがやってみてください。
ゴーヤーの苦みもまるっといただく、シンプルで大人っぽいスープ。次の日はごはんを入れておじやにするのもおすすめです。
材料 (2,3人分)
ゴーヤー 1 本(200g 大きなものなら半本)
塩 (ゴーヤをもむ用) 小さじ1/2
ズッキーニ 1本(200g)
手羽中 8本
だし昆布 名刺大 1 枚 (10g)
水 500cc
酒 大さじ2
塩 小さじ1/2
味噌 大さじ1
作り方
1. 手羽中は洗って水けをふく。
2. ゴーヤーは上下を落として、縦に4等分し、綿と種を取る。手に塩をつけて、全体を絞るようにもむ。そのまま、2,3分おいて、さっと洗い流し、1センチ幅に切る。
3. ズッキーニはひと口大に切る。皮を半分くらいむくと触感がやさしくなる。
4 鍋に1、2,3、とだし昆布、酒、塩、水を入れて中火にかける。沸いたら火を弱めて蓋をして30分煮る。
5 ゴーヤーがくたっと柔らかくなっていたら、味噌を溶き入れ、再び沸いたら出来上がり
※だし昆布がない場合は、粉末の鶏がらスープ小さじ1でもよい。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!