今年は忘年会やクリスマスパーティが復活?!という声も耳にします。ホリデーシーズンは食べすぎ&飲みすぎシーズンでもありますよね。今回は、そんな“すぎちゃった”身体をリセットするスープをご紹介します。
カリフラワーと大豆・わかめ・梅干しの、身体リセットスープ
さて最近、「アルカリ性食品を積極的にとって身体を酸性にしないように」というテーマの記事をよく目にします。
私たちには元来、身体を中性に近い弱アルカリ性に保つ機能が備わっています。なので、アルカリ性食品を食べたらアルカリ性に、酸性食品を食べたら酸性になる・・といった単純なことではないわけですが、アルカリ性食品は、野菜や、海藻類に代表されるように古くから身体にいいと言われてきたものが多いのです。
一方、肉や魚、穀類といった酸性食品の取りすぎは内臓に負担がかかるとも言われています。特に老廃物をろ過してくれる腎臓は、余分な酸も、尿と共に排出してくれています。重めのメインディッシュに加えてアルコールも多くなる年末年始は、悲鳴をあげていそうです。
ちなみに、食品がアルカリ性か酸性かは、その食品が身体に取り込まれ代謝した場合に体内で酸性・アルカリ性どちらに作用するかで決まります。すっぱい梅干しもアルカリ性食品です。
ということで、今回ご紹介するスープは、アルカリ性食品を集めてみました。
今が旬のカリフラワーを、だし昆布とともに少しじっくり煮て、わかめと大豆、梅干を加えた、シンプルなスープです。
地味ですが、きっと身体に沁み渡ります。
材料(作りやすい分量/3~4人分)
カリフラワー:1個(350gほど)
*水:700ml
*酒:大さじ1
*塩:小さじ 1/4
*だし昆布:1枚(20g)
ゆで大豆:100g
わかめ(乾燥):2g
梅干:1個(塩分10%ほどのもの)
作り方
1. カリフラワーは一口大に切る。*とともに鍋に入れる。
2. カリフラワーの葉の部分も、ひと口大に切り、①に加える。
3. ②を中火にかけ、蓋をして30分煮る。途中吹きこぼれそうになったら火を弱める。
5.③に④とゆで大豆を加え、さらに10分ほど煮る。
6.器に盛り、お好みでこしょうをふる。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!