お正月やクリスマスに向けて、作っておけるメニューをご紹介します。
旬の牡蠣を、オイルとビネガーのフレンチドレッシングでレンジ蒸しします。保存の時はオイルを足して、牡蠣が空気に触れないようにしておけば冷蔵庫で4日ほど保存できます。5分でできますが、気が利いた前菜になります。
牡蠣のフレンチドレッシング蒸しオイル漬
牡蠣は、亜鉛を多く含む食品の代表と言われます。亜鉛は新陳代謝を促す効果に加えて、生殖機能や性欲を正常に保つ効果もあるとか。精力剤の成分に亜鉛が使われていることもあるそうですよ。
他にも、グリコーゲンはパワーの源、タウリンは肝臓の働きを活発にし、コレステロールの吸収も押さえます。鉄分や、ビタミンB群の供給源でもあります。
牡蠣のオイル漬は、焼いたベーコンやトマトと組み合わせてピンチョスでも、バゲットにのせても。また、温かいご飯にトッピングするだけで趣の違う牡蠣ごはんになりますし、パスタや、リゾットにもよく合います。
リーズナブルな牡蠣をみつけたらぜひ。
ところで、スーパーに並ぶ牡蠣には「生食用」と「加熱用」がありますが、違いは鮮度ではありません。
「生食用」は、生食用に出荷OKと指定された海域でとれた牡蠣を、多くの場合、紫外線殺菌などの措置をして浄化して出荷しているものです。出荷前にある程度の時間をかけて行うため、「加熱用」と比べると身が痩せていることが多いです。
どう料理するか考えつつ、どちらにするか、上手に選んでください。
材料(作りやすい分量)
生牡蠣:20粒(小さめ、200g)
片栗粉と塩:各小さじ1
☆オリーブオイル:大さじ3
☆酢:大さじ2
☆酒:大さじ1
☆塩:小さじ 1/4
レモン輪切り:3枚
保存用オイル:適量
作り方
1 生牡蠣は流水で洗う。塩と片栗粉ふりかけ、優しく揉みながらもう一度洗うと、汚れが取れる。
2 耐熱ボウルに①を入れ、☆を加えて、ふわっとラップをかけ、600Wの電子レンジで4分半加熱する。レモンの輪切りを加えて、ラップした状態で、そのまま人肌までさます。
※そのまま食べてもおいしい。 瓶などで保存する場合は、牡蠣が表面に出て空気に触れてしまわないように、オイルを加えて、すっぽりかぶるようにして保存する。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!