今日はひとつの鍋で、材料を順番に炒めるだけで、簡単にできる春らしいスープのレシピをご紹介します。
新玉ねぎとベーコンの春のスープ
新玉ねぎがおいしい季節です。全国的に産地があるので、春から夏にかけて楽しむことができます。
ただあまり日持ちしませんから保存には注意が必要です。
収穫後、乾燥処理をして保存性を高めてある普通の玉ねぎは常温で保存できますが、収穫後すぐに出荷される新玉ねぎは、水分が多く痛みやすいので、冷蔵保存で。冷蔵庫に入れる前に洗うと傷む原因になるので、洗わずにそのままポリ袋などに入れて保存してください。
長めに保存したい場合は、冷凍保存もできます。冷凍の場合は、その後の使い道にもよりますが、皮をむいてくし形に切ってラップに包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。
使う時は解凍せずにそのままスープにしたり炒め物にしたり、必ず加熱して使ってください。
玉ねぎを切ったときのツンとした香りや辛みのもとになる成分、硫化アリルは、血液の凝固を防ぎ、サラサラにしてくれたり、血中コレステロール値をさげる効果があると言われています。もちろん新玉ねぎに含まれていますよ。
材料(作りやすい分量 2~3人分)
新玉ねぎ: 1個
ベーコン:3枚(60g)
じゃがいも:1個
スナップえんどう:6本
酒:大さじ2
水:400ml
塩:ひとつまみ(ベーコンの塩気で加減する)
植物油:小さじ1
作り方
① 新玉ねぎは半分に切って、繊維に沿って1cm幅に切る。じゃがいもは一口大に切る。ベーコンは1cm幅に切る。
② フライパンに植物油とベーコンを入れて中火にかけ、ベーコンから油が出てきて、周囲が少しカリッとするまで炒める。
③ 新玉ねぎを加えて、半透明になるまで中火で炒める。焦げないように気をつける。
④ ③にじゃがいもを加え、さらに水、酒、塩を加えて蓋をして、じゃがいもに火が入るまで10分ほど煮る。
⑤ スナップえんどうは、筋をとって、斜め薄切りにする。④に加えて一煮立ちしたら、味をみて、足りなければ塩を足す。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!