チャプチェは春雨と野菜を炒めて作る韓国料理です。
今回は、日本で普通に売っている細くてかろやかな春雨を使って、レンジでささっとつくるバージョンをご紹介します。
レンジでチャプチェ
チャプチェは「雜菜」と書くのだそう。
というのも、元は野菜だけの炒め物で、のちに肉や春雨を入れるようになったとか。韓国の春雨はさつまいものでんぷんから作られていて、中国や台湾の春雨よりも太めでもちもち感も強めです。
家にあるものでできるように、にんじん、ピーマン、ハムを使いましたが、シイタケやしめじ、新玉ねぎやインゲンなどでもおいしくできます。差し替える時は、重さと言うより、かさが同じくらいの量を目安にしてください。
レンジで作るのに炒めたようなチャプチェに仕上げるポイントがごま油。体内では生成できない必須脂肪酸であるリノール酸や、悪玉コレステロールを減らす効果があるオレイン酸が含まれています。 また、肝臓の機能を高めるといわれるセサミンや、体の酸化を防ぐといわれるビタミンEも豊富です。
冷めてからも味が染みておいしいので、お弁当や、作っておいてすぐ出せるおつまみにも。
材料(作りやすい分量)
春雨:40g
にんじん:1/4本(約50g)
ピーマン:1個(約30g)
ハム:1枚(ロースかモモ)
鶏がらスープ(顆粒):小さじ1/2
湯:大さじ3
*醤油:小さじ2
*砂糖:小さじ2
*ごま油:小さじ2
*酢:小さじ1
*ラー油:小さじ1
いりごま:大さじ1
作り方
① 春雨は耐熱ボウルに入れ、たっぷりの水を入れて5分戻し、水を切る。
③ ①のボウルに②をひろげてのせる。その上に*を順に回しかけて加える。鶏ガラスープを湯で溶いてまわしかける。
④ ③のボウルにふわっとラップをかけて600Wの電子レンジで5分加熱する。取り出したらすぐに全体を混ぜ合わせ、そのまま2分ほどおく。(春雨が調味料を吸っておいしくなります)
⑤ いりごまを振って和える。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!