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【鍋ひとつでOK!】抗酸化作用を強化&冷え撃退! 夏野菜の炊き合わせ

山脇りこ

山脇りこ

料理家。週に6日は家で晩ごはんを食べる夫とふたり暮らし。50歳を過ぎてからは日々のごはんの7割が野菜に。旬の食材や、だし、調味料にこだわりつつ、忙しい人にも作りやすい家庭料理を伝えている。「3分クッキング」や「あさイチ」などのテレビや、雑誌でも活躍中。『50歳からのごきげんひとり旅』が重版を重ねて大ブレイク中! 他にも『明日から、料理上手』『野菜のたのしみ』『いとしの自家製』『疲れていてもこれならできそう、毎日食べたいかんたん3×3レシピ』など、著書多数。台湾好きで台湾のガイド本『食べて、笑って、歩いて好きになる大人のごほうび台湾』も。
代官山で料理教室「リコズキッチン」を主宰。教室情報はインスタグラムやFBで。
instagram : @yamawakiriko・Blog:rikoskitchen.com・ FaceBook:山脇りこ

夏らしい煮物をつくります。トマトの旨味を上手に引き出して、出汁は使わずに、1つの鍋でそれぞれ別に炊いたように仕上げます。

 

夏野菜の炊き合わせ

 

夏らしさの代表は、甘唐辛子(あまとうがらし)。地域によって様々な種類があります。ししとうや、万願寺唐辛子、甘長唐辛子などがメジャーなところでしょうか。
甘唐辛子には高い抗酸化作用をもつビタミンEが沢山含まれています。また、免疫力を高めてくれると言われるβカロテンも豊富です。体内でビタミンAに変換され、髪や肌の健やかさを守ってくれる働きがあるともいわれています。

 

選ぶときは、鮮やかな緑色で、艶と張りがあるものを。冷蔵庫の低温エリアに長時間置くと傷みやすいので、保存する場合は乾燥しないように少し湿らせたキッチンペーパーなどでまとめて包んでから保存袋に入れ、野菜室に入れておきましょう。

 

一緒に炊き合わせる新生姜は、5月ごろから秋まで流通しています。中でも7月頃までのものは、柔らかく辛味もより優しいので、薬味にとどまらず、野菜の一種と捉えていろいろ使ってみてください。加熱することで出てくる「ショウガオール」には、冷えを改善する効果があります。

エアコンの冷たさに加えて、冷たいものばかりに手が伸びる季節、夏こそ意識して体を温めるように、と、薬食同源の台湾でよく言われました。

材料(2人分)

厚揚げ:1枚(150g)

ミニトマト:8個

甘唐辛子:5本(ししとうのばあいは、8本ほど)

新生姜:30g

*日本酒:大さじ3
*水:大さじ3
*みりん:大さじ1
*醤油:大さじ1
*酢:小さじ2
*いりごま:大さじ1

 

作り方

 

1 ミニトマトはヘタを取る。甘唐辛子もヘタを取り、大きいものは半分に切る。新生姜は薄切りにする。

 

2 厚揚げは、熱湯をかけて油抜きし、1.5cm角に切る

 

3 鍋に①と②を入れる。混ざらないようにゾーニングして入れる。

 

4 *をすべて合わせてから、③に入れて中火にかけ、沸いたら蓋をして少し火を弱め、10分ほど煮る。

 

5 それぞれを取り出して器に盛る

 

簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!

 

 

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