まだまだ暑い日々だからこそ、電子レンジ1回でできるのがありがたい!
疲れを取って、余分な塩分や水分を体外に出してくれる、夏の終わりにぴったりなカレーを作ります。
ささみとなす、トマトのカレー
夏の疲れがたまっています。そんな時は、鶏肉。
特にむね肉やささみにはイミダペプチドという栄養成分が含まれていて、体の疲労感を軽減し、疲れを残りにくくする働きがあります。筋肉に含まれる乳酸を分解してくれるので、渡り鳥が遠くまで飛ぶエネルギー源になっているとか。
一方で、ささみは低カロリーながら、栄養価が高くアミノ酸のバランスがよいタンパク質。私たちOURAGE世代にうれしい食材の一つです。ささみのビタミンに多く含まれるナイアシンは、血糖値を下げ、血液の循環を促してくれるそう。またトリプトファンという自律神経のバランスを整える成分も含まれています。
今回、組み合わせるなすは、カリウムが豊富。余分な塩分や水分を体外に排出してくれ、高血圧の予防やむくみの解消に役立ちます。体の熱を放出し、ほてりを鎮める効果もあると言われています。
皮の紫色は、ポリフェノールの一種であるナスニンによるもの。ナスニンには強力な抗酸化作用があり、免疫力の向上が期待できます。剥いてしまわずにいただきましょう。ブルーベリーなどと同じアントシアニン色素なので、眼の疲れにも効果があります。
なすとトマトの水分を逃がさず活かして仕上げます。
材料(2~3人分)
ささみ:3本
なす:2本
ミニトマト:10個
カレー粉:大さじ1
醤油:小さじ2
塩:小さじ1/2
牛乳:大さじ3
作り方
① さみは1cm幅で斜めに削ぎ切りする。
② ①のささみに醤油をもみ込む。
③ トマトは半分に切り、なすは7mm幅の薄切りする。すべて耐熱ボウルに入れ、塩とカレー粉をふり、全体にからめる。
④ ③の上に②を広げてのせ、牛乳を回しかけてからふわっとラップをかけ、600wの電子レンジで6分加熱し、そのまま30秒おく。肉をほぐしながら、全体をよく混ぜる。
⑤ ごはんとともに皿に盛る。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!