新玉ねぎ、そしてトマトも5月の旬に向けてたくさん出回るようになりました。そして走りの新生姜も目にするように。今回は、この3つの食材を使った身体が芯から温まり、活性化するスープをご紹介します。
一般的な1年中ある生姜=ひね生姜よりひと足早く収穫され、すぐに出荷される生姜が新生姜です。
水分を豊富に含み、辛みはやさしく、みずみずしい味わいと爽やかな香りが身上です。繊維質もやわらかく、食べやすいので薬味としてではなく、一つの野菜として炒め物や煮物、炊き込みご飯などにたっぷり使うのがおすすめです。また甘酢漬けはもちろん、浅漬けにするのも新鮮味があると思います。
ただ、ひね生姜より傷みやすいので早めに使いきるようにしてください。
ご存じ、生姜に含まれるショウガオールは血行をよくして体を温める効果のほか、殺菌作用もあると言われています。
新玉ねぎも、同様に、辛みが優しくみずみずしいのが特徴。グルタミン酸たっぷりのトマトと共に、この季節ならではの味わいをぎゅっと凝縮したスープです。
新玉ねぎと新生姜、トマトのスープ
【材料】
新玉ねぎ 1個(200g)
トマト 1個(150g)
新生姜 30g
植物油 小さじ2
塩 小さじ1/2
酒 大さじ1
*水 400ml
*鶏がらスープの素(顆粒)小さじ2
*酢 小さじ1
パセリ 適宜
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【作り方】
① 新玉ねぎは、くし形の薄切りにする。新生姜は気になるところはスプーンなどでこそげて皮をむき、斜め薄切りにする。
② トマトは1.5㎝角にざく切りにする。
③ 鍋に植物油を入れ、①を加え、塩をふって中火で炒める。ややしんなりしてきたらトマト、酒を加える。
④ 全体をざっくりまぜ、ふつふつ沸いてきたら、*の水、鶏がらスープの素、酢を加えて再び沸いたら火を弱め蓋をして、12~13分煮る。器に盛り、パセリ(みじん切り)を散らす。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!