今回は、夏の名残のゴーヤと、冬までもつからその名がついたと言われる冬瓜をサラダ仕立てでいただきます。
冬瓜は鶏と合わせてスープにすることが多いでしょうか。あんかけの煮物も定番かもしれません。それ以外に食べ方が思いつかないという声も耳にしますが、気楽にゆでてサラダや和え物にするのもおすすめです。翡翠色のすりガラスのようなビジュアルと、生なら梨のような、ゆでたらかたいゼリーのような食感は唯一無二。楽しみましょう。
瓜は水分が多く栄養がないと思われがちですが、カリウムやビタミンCを多く含んでいます。カリウムは、余分なナトリウムを排出して血圧を正常に保つ働きが期待され、老廃物の排出を促す作用もあるので、むくみの解消にも効果があると言われています。ビタミンCは夏に疲れた肌のためにも。食べ応えがあるのでダイエットの見方でもあります。
丸ごと買うのはちょっと、躊躇しそうですが、それこそ冬まで持つから冬瓜。丸いままであれば、冷暗所で1か月以上長期保存できます。

冬瓜とゴーヤーの冷しゃぶサラダ
材料 作りやすい分量(2~3人分)
冬瓜 250g
ゴーヤー 1/2本 100g
豚肉バラしゃぶしゃぶ用 200g
<*タレの材料>
*すりごま 大さじ1
*いりごま 大さじ1
*めんつゆ(2倍希釈のもの)、大さじ3
*酢 大さじ2
*練りからし(チューブ)3センチ分
青柚子やスダチ 適宜
作り方
① 冬瓜は一口大に切る。鍋に冬瓜を入れてかぶるまで水を入れ、半透明になってやわらかくなるまでゆでる。ざるで救い上げ水けを切って皿に並べる。

② ゴーヤは綿ごと薄切りし、種をとる。

③ ①の鍋に入れグリーンが鮮やかになるまでゆでる。ざるで救い上げ、水けをしっかり切って①の皿に加える。

④ ③の鍋で豚をゆでる。沸騰した状態ではなく、80度くらいでじんわりゆでると柔らかく仕上がる。

④ 完全に火が入ったら、ざるにあげ、水けをしっかり切り①の皿に加える。3つをざっくりあわせる。

⑤ たれの材料*をあわせる。④の全体にかける。あればスダチや青柚子をそえる。

簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!


