かぼちゃのお粥とサラダチキンを同時に作って、チキンをトッピングしていただきます。残ったサラダチキンは、サンドイッチやサラダに。
芋・栗・南京がおいしい季節。国産のかぼちゃの旬は夏ですが、収穫後に数週間〜1ヶ月ほど貯蔵して追熟することで甘みが増すので、10月~11月に店頭に並ぶかぼちゃはまさに食べごろ。
かぼちゃに多く含まれるβ-カロテンは、抗酸化作用があり、免疫力を高めると言われています。また、お肌の健康を保つのを助けてくれるので、夏の疲れたお肌をいたわるためにも取りたいビタミン。肌のハリを保ち美白効果も期待できるビタミンCも多く含まれているので一石二鳥?
私も夏にかなり日焼けしたので、この秋は意識してβ-カロテン、ビタミンCを取り入れようと思っています。
鶏むね肉には、この連載でも何度も書いていますが、疲労回復を助けてくれる「イミダゾールジペプチド」が含まれています。羽を動かし続ける鳥の力の元です。イミダゾールジペプチドは水溶性なので、今回はゆでてそのスープもしっかりいただきましょう。
鍋ひとつで、ゆでてサラダチキンをつくり、栄養たっぷりのゆで汁でビタミン豊富なかぼちゃのおかゆをつくる、合理的なレシピです。大人のハロウィンにも。
ほくほくかぼちゃ粥&サラダチキン

材料 作りやすい分量(2~3人分)
かぼちゃ 1/6個 200g
鶏むね肉 1枚(300g)
生姜 ひとかけ(15g)
塩 ふたつまみ(小さじ1/4ほど)
青細ネギ 4本
ごはん 200g
水 300ミリリットル
塩 小さじ1/2
酒 大さじ3
味噌 小さじ2
黒ゴマ 適宜
作り方
① 鶏むね肉は半分に切る。フォークで数か所穴をあけて、塩ふたつまみをもみこむ。鍋に入れ、水、塩、酒を入れて中火にかけ、ふつふつと沸いたら弱火にし、蓋をして6、7分ゆでる。粗熱が取れたら、胸肉を取りだす。3,4枚、切り分ける。(残りはぴたっとラップで包んで保存します、冷蔵庫で3日保存可能)

② かぼちゃは1口大に切る(切りにくい場合は、ラップで包み1,2分レンジにかけるとよい)。しょうがは太めの千切りにする。

③ ①の鍋に②とごはんを入れてふたをして中弱火にかける。

④ かぼちゃがやわらかくなったら、お玉の背をつかってつぶす。味噌を溶き入れる。

⑤ 全体がもったりとおかゆ状になったら、刻んだ青ネギを加えてひとまぜする。

⑥ 器に盛り、①の鶏をのせて、黒ゴマをふる。

簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!



