HAPPY PLUS
https://ourage.jp/food/more/325347/

塩ゆでだけじゃない!そら豆を洋風アレンジでさらにおいしく♪

杉本佳子

杉本佳子

杉本佳子
ファッションジャーナリスト兼美容食研究家
1988年よりニューヨーク在住。1989年よりファッションジャーナリストとしてファッション、ファッションビジネス、小売りビジネスについて執筆。2013年より美容食研究家としても活動し始め、ブログ「YOSHIKOlicious Beauty」とインスタグラムを通じて、美肌効果の高い食材をなるべく使い、美味しくて見た目がお洒落な料理紹介している。見た目がきれいだと気分が上がり、食べて美味しいので嬉しくなり、美容と健康にいいのでさらにハッピーになる「3回ハッピーになる料理」がモットー。ファーマーズマーケットなどで買う生命力のあるオーガニックの食材をなるべく使う。食材の意外な組み合わせでも定評がある。

連載「負けない、メゲない。60代「NYでパートナー探し」の道」の関連トピックに特化した発信をThreadsでやっています。興味をもっていただける方は、是非フォローしてくださいね!

OurAgeインタビュー「1年半で11kgの減量に成功したビューティメソッドを考案」はこちら

記事一覧を見る

楽しみながらさまざまな栄養がとれる、ありがたいそら豆

 

そら豆が出てくると、夏の訪れを感じますね!ニューヨークでは、そら豆はファーマーズマーケットの他、チャイナタウンでも見かけます。しっかりした豆が詰まっている手ごたえを感じると、思わず笑顔になります。

 

そら豆は、野菜の中では鉄分とビタミンB1を比較的多く含んでいます。鉄はコラーゲンの生成に必要な栄養素。一方、ビタミンB1は糖質の代謝をサポートします。欠乏すると肌荒れや疲労感につながる葉酸、ナトリウムの排出を促すカリウムも期待できます。楽しみながらさまざまな栄養をとれる、ありがたい豆ですね!

NYファーマーズマーケットのそら豆

オーガニックは高いですが、チャイナタウンでは1ポンドあたり2ドル以下で買えます

 

そら豆は今までシンプルに塩ゆですることが多かったのですが、そればかりでは飽きてしまうので、違う食べ方を考えてみました。

 

こちらは、「やみつき焼きそら豆」と呼びたくなるくらい、食べだしたら止まらない味つけ焼きそら豆!そら豆はサヤから出して、洗います。フライパンにオリーブオイルを入れてやや強めの中火でそら豆を焼きます。上下2分くらいずつ焼くと、いい感じの焦げめができます。そこに塩胡椒、カレー粉、ターメリック、クミンを少しずつふり入れます。ターメリックはやや多め、クミンはやや少なめにしました。全体を混ぜてスパイスを馴染ませたらできあがり。

やみつき焼きそら豆

焼いているうちに薄皮が破けて、中の豆が顔を出します

 

1分くらいおいて触れる程度の熱さになったら食べごろ!手がちょっと汚れてしまいますが、それだけの価値はあります!食べ始めたら一気に食べ終わりたくなるピリ辛味!新しい「マイ定番」ができました!

 

キヌアのサラダに混ぜるのもお勧めです。キヌアは目のつまった茶こしなどに入れてよく洗い、小さな鍋に入れて倍量の水を入れてやや強めの弱火にかけます。沸騰してきたら弱火にして、水気がなくなるまで茹でます。その間、蓋は必ず閉めておいてください。そら豆はサヤに入れたままオーブントースターで10分くらい焼いて、サヤから出し、薄皮からも出しました。そこに、半分に切ったプチトマトと黒オリーブ、黄色いパプリカ、胡桃を混ぜました。味付けは塩胡椒とオリーブオイル、バルサミコビネガー。食べながら、「これは絶対、枝豆じゃなくてそら豆があうなぁ」と思いました。

そら豆入りのキヌアのサラダ

焼くとほくほくと優しい甘みが出て、茹でるよりおすすめです

 

先月のファーマーズマーケットでは、そら豆の葉っぱも見かけました。ベンダーさんの説明書きには、「神経系の最適化を維持する銅と、赤血球の生産を助ける葉酸をとるのにいい」と書いてありました。日本ではなじみがないですが、なんだかからだに良さそう!ベンダーさんは「2週間くらいしかマーケットに出ないよ」と言っていたので、買ってみました。

そら豆の葉っぱ

無農薬で1束4ドル。新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室に入れておいたら結構もちました

 

家に帰って葉っぱをとっていたら、可愛い花があちこちについていることに気づきました。

そら豆の花

中央が濃いパープルの可愛い白い花があちこちについてました!

 

サラダやパスタなどに入れてみましたが、私が味的に一番美味しいと思ってリピートした食べ方はピカタ!葉っぱを茎からはずして、よく洗います。そこに溶き卵、塩胡椒を加え、オリーブオイルを入れて熱したフライパンで上下焼きました。火が通って、薄い焼きめがついたら出来上がりです。これ、なかなかおすすめです!熱々のうちにお召し上がりくださいね。
そら豆の葉っぱのピカタ

 

お好みでお醤油をかけてもいいですが、塩胡椒だけでもおいしくいただけます

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.1 「更年期と閉経、私の場合。」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

暑い夏の洗濯が「ラク」ってどういうこと? 絡まりからもシワからも解放される画期的な新提案

暑い夏の洗濯が「ラク」ってどういうこと? 絡まりからもシワからも解放される画期的な新提案

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第72回/秦の始皇帝も重用した明日葉を、現代のレシピでおいしくいただこう!

次の記事>

次の記事>
第74回/夏こそキュウリ!おしゃれにもシンプルにも変幻自在に楽しんで

この連載の最新記事

大量に購入したバジルをソースに使ったアイデア料理3種

第88回/大量に購入したバジルをソースに使ったアイデア料理3種

ひと味違う夏のおいしさを味わう「みょうがの洋風レシピ」3

第87回/ひと味違う夏のおいしさを味わう「みょうがの洋風レシピ」3

BBQにはヘルシーな野菜の副菜を!見た目もキレイで簡単便利な2品とは?

第86回/BBQにはヘルシーな野菜の副菜を!見た目もキレイで簡単便利な2品とは?

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル