よい味覚の持ち主に育った息子くんの料理を堪能できる日のシアワセ♪
うちの息子くん、今年27歳。
家にいるときは、よく料理を手伝ってくれます。
彼が先に帰宅したときなど、全面的に息子くんが作ってくれることもよくあるんですよ。これが本当に上手。
彼には料理を教えていないし、本なんかも見ないらしいんですけど。
自分でいろいろ試しながらスパイス入れてソースを作って、みたいなことが得意。
最後は舌加減。そういうのは全部、舌で作ってる感じがします。
おいしいものを食べさせておいた甲斐があったなと思います。
ベーコンやパンチェッタまで作っちゃいますからね。
買い物とか一緒に行っても楽しいんですよ。食材のことをよくわかってるから。
「おかあさん、それ何するの? 何作るの?」とすぐ聞かれる。
彼が外から連絡をくれて「今日は○○を作りたいから、これを買って帰ろうと思うんだけど、どう?」なんて買い物もしてきてくれたり。
この日も息子くん作でした。メニューは…
レバーのピリ辛サッと炒め。
イカとセロリ、長ネギ、蕾菜のガーリック炒め。
豚肉の塩麹漬け 低温調理からの ロースト スティックセニョール添え。
マグロとアボカドのタルタル ライブレッド クリームチーズ乗せ。
スナップエンドウ with たらこマヨネーズ。
ナチュールの国産ワイン。
どれもおいしかったけど、ちょっとピリ辛のものは自分が好きなものだから、すごく上手です!
それから、いつかの和風ビーフシチューもすごくおいしかった。
小麦粉やルー、デミグラスソースなんかは使わないで、お醤油や和風の煮込みダレで作ってくれました。
野菜のみじん切りなどでコクを出していて、あっさりだけどコク旨!
枝豆でビール、ビーフシチューで赤ワイン。タイミングよく開けてくれた国産ワインもなかなかでした。
また別の日は…
カラフルなアヒージョ。
キノコいっぱい、いろいろな野菜と生ベーコンとチーズも入っています。
鶏肉の塩麹漬け焼きとクレソンのガーリック炒め。
そして白ワインでした。
ちゃんとおいしいものを食べさせて味覚を育てるって大事〜♪
そして見ておわかりかと思いますが、我が家の夕食ではご飯やパンなどの炭水化物はあまり食べません。
その分、おかずをもりもり食べるのが健康の秘訣と思っています。
本当に飲んべえって思われちゃいますかねぇ…。
原日出子さん
Profile
1959年11月10日生まれ。女優。専門学校で演劇を学び、劇団四季の研究生に。’79年、映画でデビュー。’81年、NHKの連続テレビ小説「本日も晴天なり」のヒロイン役に抜擢(2022年〜’23年に再放送されて話題に)。以来、40年以上にわたりテレビドラマや映画、舞台でコンスタントに活躍。バラエティ、情報番組、CMなどにもひっぱりだこです。2023年10月13日全国公開「月」、12月1日全国公開「隣人X -疑惑の彼女-」、2024年公開予定「大いなる不在」に出演。
Instagramアカウント:@hara_hideko
取材・文/蓮見則子