〔月曜日 お昼ごはん〕
〔ごはん、納豆、マカロニサラダ、トマト、奈良漬け、野菜のお味噌汁〕
「納豆とごはんは昼食の定番です。
納豆を食べるときは家にそのときあるものをトッピングしていて、この日はすりごまをかけました。
マカロニサラダは前日の残り。
フードコーディネーター飯島奈美さんのレシピの通りにパートナーがつくってくれたものです。
(前回もお話ししましたが、私は飯島さんのお料理のファンなのです!)
奈良漬けは地元のお店『肉のこーべや玖珂店』のもの。
ここの奈良漬けは本当においしいんです。
トマトは下関の垢田トマト、お米は山口県産のこしひかり。
はい、今日も山口のおいしいものがたくさんです!」
〔月曜日 夜ごはん〕
〔『穂満』のぎょうざ、サラダ、おにぎり〕
「バレエのクラスを終えた後の夜ごはんです。
私のおにぎりはちょっと小さめで、お米の量は必ず85gと決めているんです。
なぜかというと、それより多いと胃にもたれてしまうから。
たとえばコンビニのおにぎりは100gなんですが、100gだともたれちゃう。
この小さめのおにぎりを夜ごはんならひとつ、お昼ごはんとして食べるときはふたつ食べています。
おにぎりにかかっているのは、前回もご紹介した山口県民なら知らぬ人はいない井上商店の『ソフトふりかけ しそわかめ』です。
ぎょうざは宇部の名店『餃子工房 穂満』のもの。
材料にこだわって作られていて、私はいつも冷凍のものを買ってきて家で焼いています。
この冷凍ぎょうざは冷凍庫に常備してあり、何もない日には助かっているんですよ。
サラダには自家製ドレッシングをかけていただきます。
市販のものは塩分と油分が私には多いので、手作りしています。
材料はオリーブオイル、塩、ホワイトビネガー、クミンシード。
クミンシードってオリーブオイルと相性がいいんです。
うちではほかにカレーやピクルスにもクミンシ―ドを入れています」
〔火曜日 朝ごはん〕
〔パン2種、サラダ、梨とぶどう〕
「前回もお話ししたと思いますが、朝食のパンは毎回2種類用意しています。
食パン+全粒粉などの茶色いパンという組み合わせです。
朝ごはんは毎回同じような内容にしていますが、その理由はできるだけエネルギーを使いたくないから。
朝ごはんの内容をあれこれ考えたり迷ったりするのにエネルギーを使うのがもったいなくて。
その分、踊りと仕事に使いたいんです。
サラダに添えてあるウィンナーは、ニッポンハムのシャウエッセン。
皮がぱりっとしていておいしいので、ウィンナーは必ずシャウエッセンです」
〔水曜日 夜ごはん〕
〔『小熊家』の二種カレー〕
「この日は珍しく外食しました。
前から行きたかった山口市にある『小熊家咖喱』へ。
辛さを選べるのですが、実は私は辛いものが苦手。
なので一番マイルドなものにしました。
2種類のカレーをたのしめるメニューをチョイスしたのですが、お皿の右側がチキンカレーで、左側が豆カレー(だったと思います)。
真ん中に野菜の仕切りがあるため、味が混じらずに食べることができます。
具のないさらさらのカレーでおいしかったです」
〔木曜日 晩ごはん〕
〔豚ロースの塩こしょう焼き、ポトフ、フランスパン〕
「焼き立てのフランスパンを買ったので、すぐ食べたくて、晩ごはんにいただくことに。
豚肉の塩こしょう焼きは、パートナーがつくってくれたもの。
添えてあるのはマスタードとトマトソースで、トマトソースもパートナーの手作りです。
食べたいものがあるときは、彼にレシピを渡すと本当にレシピ通りに調味料も量ってつくってくれます。
ポトフはNHK Eテレの『からだととのう おうち薬膳』という番組で紹介されていたものです。
公私ともにお世話になっている木村容子先生(東京女子医科大学附属東洋医学研究所所長・教授)が番組で講師を務めていらっしゃり、欠かさず観ていました。
具材はなす、かぼちゃ、トマト、じゃがいも、ニンジン、豚バラです。
お肉の脂分がしっかり出て、それが野菜とうまく合わさり、おいしくて栄養満点!
まだ猛暑のダメージが残っていたときだったので、効きました」
〔金曜日 昼ごはん〕
〔パンケーキ、サラダ、ミルクティー〕
「この日は仕事にちょっと余裕があったので、友人がバイトしている『こびとぱん』のパンケーキを気分転換もかねて買いに行きました。
ホイップクリームとシャインマスカットのパンケーキ、メープルシロップのパンケーキをコービーが苦手なので、ホットのミルクティーと一緒にいただきました。
ちなみに飲み物は、いつも温かいものにしています。
とにかく体を冷やしたくないので、ビール以外は冷たい飲み物は一切とりません。
ウィンナーの横には昨日の残りのトマトソース。
パートナーがたくさんつくってくれたので、せっせと消費しないと(笑)」
〔土曜日 昼ごはん〕
〔鳥のからあげ、コールスロー、納豆、切り干し大根の煮物、奈良漬け、ごはん、おすまし〕
「この日のお昼ごはんは、全部前日の残りものです。
胃腸が弱い私ですが、揚げ物は大好き。
てんぷらやとんかつをよく家で揚げますし、出張で東京へ行ったときは必ず五反田の『あげ福』へとんかつを食べに行きます。
とはいっても、一度胃腸の調子が崩れると回復するのに2週間はかかってしまうので、食事の際は腹八分目ではなく腹七分目を心がけています。
体調が悪くて、そのせいで不機嫌でいたりすればいちばんつまらないのは自分だし、周りの人にもつまらない思いをさせてしまいますから。
もともと食事には気をつかってきましたが、更年期の症状が重かったこともあって、さらに気を使うようになりました。
大好きなバレエを踊れるコンディションの維持、そして自分がごきげんでいられること。
それを何よりも大切にしています」
〈ごはんを見せてくれた人・上大岡トメさん〉
東京生まれ、横浜育ち。1988年東京理科大学工学部建築学科卒業。その後建設会社勤務を経て、イラストレーターになる。1級建築士、講道館柔道初段、日本ヨーガ瞑想協会登録教師。現在は山口県在住。2004年、「キッパリ!たった5分間で自分を変える方法」が130万部を超えるミリオンセラーとなり、以降「スッキリ!」「のうだま」シリーズなど話題の本を多数執筆。なかには「マンガで解決 親の介護とお金が不安です」(共著)、「老いる自分をゆるしてあげる」といった、介護やエイジングなどOurAge世代の関心の高いテーマも。神社めぐりマニアで1年に100社の神社を訪れている。最新刊「遺伝子が私の才能も病気も決めているの?」(幻冬舎)が大好評発売中!
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